想定外の地味さに

いやー、個人的には微妙だったなぁ。

え? RIZIN LANDMARK 5ですよ。

長年MMAも見ている私ですが、根本がプロレスファンなので「派手な試合が好き!」ですし「先につながるドラマ!」が好きなわけですよ。

もちろんねっとりしたグラウンドの攻防も好きなんですけど、今回の RIZIN LANDMARK 5は・・・これだけの期待感の高いカードが揃った中で判定の多いこと。

全体の感想としては「緊張感の高い地味な試合が多い」って感じでしたねぇ。

太田忍選手なんかは秒殺を見せてくれましたが、それ以外は地味というか・・・ええ、緊張感は高いんですよ?緊張感は高くて地味な試合って、後から見直すと凄く良い試合が多いのですがまず初見で見ると塩試合に見えちゃうんですよね。

なのでRIZIN LANDMARK 5はスルメのような大会として私の中ではこれから噛んでいこうかとは思っています。

平本蓮選手が斎藤裕選手に勝利して、そしてメインで朝倉未来選手が牛久選手に勝利して、そして朝倉未来vs平本蓮が実現となることを祈っていたのですが・・・まぁ先述したように私みたいなプロレスファンですとその流れを含めて楽しみにしちゃいますので、ああいう地味な試合で平本蓮選手が負けてしまってその夢が途絶えるのは残念でした。

MMAの場合は勝ちに徹するので仕方ないですし、斎藤裕選手のことも私は好きなのですがやはり格闘技といえどもエンターテイメントですから、押し込んでコネコネ(ここの攻防で平本蓮選手の進化が見えたのは凄く面白いのですが)している間に試合が終わって判定勝ちで斎藤選手が金網の上で大喜びしているのを見ると、やはりエンターテイメント性って重要なんだろうなと思いましたね。

ボクシングがなぜ国民的格闘技ではなくなってきたかと言えばエンターテイメント性が薄れて、ボクシングマニアが唸るパッと見地味な試合と玄人受けする選手が増えたからだと思うので・・・。

なのでRIZINなんてのは朝倉未来選手、平本蓮選手、以前は那須川選手なども含めて多くの選手がエンターテイメントであることを重要視した上で行動してくれているのでいいのですが、これが徐々に玄人受けするような選手と試合内容ばかりになると危険かなとは思いますね。

とはいえ・・・

私が一番好きなMMA選手は・・・

決してエンターテイメント的に盛り上げるのが上手ではない・・・

元谷友貴選手なんですけどね(笑)

それにしてもスポーツってのは不思議ですよ。

格闘技だとKO多発の日、判定だらけの日と分かれることが多いですし
サッカーだとやたら誤審が多い節が偏ったり
競馬でもレース前に放馬したりトラブルが多い日が偏ったり

これってどういう理由があるんでしょうねぇ。


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