オスプレイ選手がいなくなり、オカダカズチカ選手が一旦の最後の参戦となった札幌大会。
SHO選手がIWGPジュニアを戴冠したり、NJPW WORLD認定TVもIWGP GLOBALヘビー級も移動するなど動きの多かった新日本プロレス。
タイトル戦以外にもDOUKI選手が高橋ヒロム選手に勝利する大爆発もあったりしましたが・・・一番世の中の反響が大きかったのはまさかの内藤哲也選手vsSANADA選手のIWGP戦が中々の凡戦だったことでしょうか(苦笑)
いや、凡戦というかやはりリマッチあるあるで東京ドームの試合と比べて戦っている選手たちの表情などを見ると気持ちがイマイチ乗ってないのかな?と感じてしまいましたし、終盤のデスティーノを切り返しされることを想定した内藤選手が着地→SANADA選手が後ろに倒れてしまう→二人固まる...やスイングDDTをSANADA選手が切り返すorスイングDDT丸め込みかと思いきやゆっくり脳天から落ちる→二人固まる→内藤選手が突然のフロントチョーク→客ポカーン→ブレーンバスターの体制で二人固まる→客ポカーン...など、内藤哲也vsSANADAとは思えない不思議な攻防が続きましたからね。
でも...武藤敬司vs馳浩でも名勝負orたまに超凡戦なんて感じでしたので、こういうことがあるのもプロレスの面白さではあるのですが。
この試合は内藤哲也選手が防衛したわけですが、試合後のオカダカズチカ選手とのやり取りが良すぎて試合の中身は帳消しになったとは思うのですが。
ただ・・・武藤敬司選手の引退試合で内藤哲也選手との試合後に武藤敬司vs蝶野正洋の本当の引退戦があったあの日を思い出すというか、これではSANADA選手の立場がないです(苦笑)
加えてSANADA選手は「オカダカズチカのライバル」という称号を与えられてから、ほぼオカダカズチカ選手に勝つことがありませんでしたし、真田聖也としては内藤哲也との団体を超えたライバルと言われていたあの時代からの流れがあった上で今回もまた負けてしまったわけで、これから先が厳しくなったのかもしれません。
NJCにエントリーしているので優勝すれば再度のリマッチでIWGP奪還への道を作ることができますが、流石のリマッチ慣れした新日本プロレスファンでも1.2.4月に同一カード同一タイトル戦は「それはちょっと...」の思いがあるでしょう。
NEW JAPAN CUP
NEW JAPAN CUPのエントリー選手にサプライズはありませんでした。
旗揚げ記念日に内藤哲也vsSHOが行われますので、HoTとL・I・Jの因縁勃発となりそうですから、その流れで考えればEVIL選手が優勝して内藤選手に挑戦するなんて可能性はありそうです。
ただ、新しい時代という点を考えれば上村・辻・海野・成田の4選手の活躍を期待したいところですが・・・
え?私の推し?
そりゃもう、毎度のことですが後藤洋央紀選手ですよ(笑)
もうIWGP戴冠は諦めていましたけど、オカダカズチカとオスプレイがいなくなった今ならラストチャンスは先延ばしになったと見てもいいでしょう。
それに内藤哲也vs後藤洋央紀と言えば外れのない名勝負が多いですし、これはもう「殿!チャンスです!」としか言いようがない。
もしくはタイチ選手ですね。
SANADA選手がこういう結果になったのでJ5Gの序列としても変わってくるべきですし、ヘビー級に転向してから大活躍が続いているタイチ選手も年齢的にはIWGPを手にするチャンスはもう短いですから。
ド本命はザック・セイバーJr.選手だと思いますが、私は殿と聖帝を信じるぞ!