殿、天下統一です
殿の時代が来ることを信じて三千里。
新日本プロレス暗黒期の中で見た棚橋弘至vs後藤洋央紀の試合を見て、新日本プロレスは大丈夫だと感じてからもうかなりの年月が過ぎました。
新日本プロレスは棚橋弘至、中邑真輔、後藤洋央紀の3人と内藤哲也がIWGP戦線の中心になって行くと信じて疑いませんでした。
が、オカダ・カズチカが怪物となり帰国。
加えて飯伏幸太、ケニーオメガ、AJスタイルズ、オスプレイなどなど新日本プロレスの景色は変化していき...気がつけば後藤洋央紀はIWGPから遠い場所に位置してしまいました。
そして2024年春
久々に後藤洋央紀選手がIWGPに近い場所まで来ています。
フィンレーの体調不良での不戦勝という運はありましたが、IWGP前王者のSANADAを倒したことでニュージャパンカップ決勝戦へと進出。
明日、L・I・Jの辻陽太選手を倒せば確実に内藤哲也選手の持つIWGP王座に挑戦できます。
シンプルに考えればここからシングル2連勝をするだけでNJC優勝とIWGPが手に入ることになるわけで、想像より遥かに遅くなりましたが後藤洋央紀の天下統一が実現されるわけです。
もちろん、辻陽太選手が優勝して内藤哲也選手との同門対決に勝利して時代を変えることも重要でしょう。
主力選手の離脱、トップ選手の高齢化、様々な問題がある中で辻陽太・海野翔太・成田蓮・上村優也の4名からまず辻陽太が先に頭1つ抜けることでの活性化はファンも望むところです。
でも・・・まぁそれはもうちょい先でいいじゃないですか。
想像できる未来よりも、後藤洋央紀×IWGP=の混沌を見せてくださいよ。