内藤と飯伏のインターコンチネンタル戦、明日のどんたくでサプライズ開催はあるのか?

試合(タイトルマッチ)が組まれていないのに毎日がインターコンチネンタル戦の前哨戦となり、お互いの意見がキャッチボールできていないような状態の中で5月に入ったらいきなりお互いが「あとは場所だけ」とまさに制御不能の展開を見せている内藤哲也と飯伏幸太。

「え?あの発言は?」「あれっ?あれはどうなった?」

とか、もう野暮なことは言いません(笑)ここまで来たらどこでやるのか?だけが重要なのでしょう。

本日、どんたく初日でタッグマッチで対戦した内藤と飯伏ですが試合後に大きな展開がありました。

内藤「飯伏、明日やる?」発言は実現するのか!?

試合後に飯伏幸太が「内藤さん、このインターコンチネンタルのタイトルマッチいつどこでやるのか決めてくれますか?」という発言に対して内藤哲也がリングに戻り「飯伏、じゃあ明日やる?」と返しました。

飯伏が話し終えた時点で福岡のお客さんは「明日!」「あした!」と叫んでいました、、、なぜなら明日も同じ会場での開催だからですね(笑)
もし実現すればメインがオカダ・SANADA、セミが内藤・飯伏、1個順番が下がって石井・EVILとなるわけですから、ロスインゴのヘビー級3人衆が全員シングルマッチを行うという最高のカードになります。

なので対戦カードとしては非常にまとまりますし、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを前にしてヘビー級側の総決算的な大会になりますから可能性はあるのかもしれません。

ただ・・・インターコンチネンタルの調印式はいつやるのか?という話になりますよね。
急遽のタイトルマッチというのは過去にもありますが、これってベルト軽視にも繋がるわけですよ。
やはり新日本プロレスのチャンピオンシップにはそれなりに作法ってものがないと・・・ただ数の増えたコスチュームも一部にしてはいけないと思いますからね。

もちろん緊急で深夜に調印式を行うとかして映像を緊急生放送でもしてくれたらみんな納得すると思います!

しかし、ここで仮にタイトルマッチが開催されて内藤哲也が勝利した場合には「2冠王」を掲げる立場としてメイン後にオカダかSANADAの前に出てこないと筋が通りません。
ですがジェイホワイトもオカダとSANADAの勝者の前に立つという宣言をしていますから・・・

まさかの大阪城ホール大会でIWGPの3WAY戦の可能性が浮上してしまいませんか(汗)
というか、そうならざるを得ないようなことになることを考えると明日開催というのは現実的ではないのかもしれません。

内藤哲也は「カード変更は飯伏と会社に任せるよ、新日本プロレスのサイトを今夜は何回もチェックしとくから。」と発言しているようなのですが、内藤がこの手の「後はお前らの責任な」という形を取った時というのは内藤の勝ち戦パターンですので、やっぱりカード変更は難しいのかもしれません。

ところでこの手法については飯伏も新日本プロレス公式サイトのインタビューで話をしていましたね。
愛知県体育館での内藤について、インターコンチネンタルに名乗り出る選手が自分だけってことにしたけどメイン後なので他の選手はもうシャワー浴びたり帰り支度してるから誰も来れないことをわかっててやってる、というようなことを言っていました(笑)

これは僕もあの日に書いてしまいましたが「そのやり方はズルいよなぁ」なんですよね...もちろんそれを堂々とやれる内藤哲也が凄いということも間違いないのですけど。

個人的には可能性は5%!ぐらいだと思います。
チケットも完売しているわけですから煽る必要もないですし、このインターコンチネンタルを巡る展開は逆トランキーロで進んで来てしまっていますからね。

5%とは言いながら、僕は今日の朝まで新日本プロレスのサイトを何度もリロードしてしまうと思います(笑)

内藤哲也は手のひらでファンを転がすことができなくなってきたのか?

そんな試合後のやり取りの時、内藤哲也が「でも明日のカードは決まってるからね」と発言した時に、僕は「そう来ると思った」と期待通りの内藤ワールドに喜んでいたのですが、画面から聞こえてきたのは若干のブーイングと「えーー」という声。

そりゃあ現地のファンの中で明日も来場する人が多いと考えるとそのリアクションは当然なのですが、、、

もし1年前、2年前の内藤だったらどうだったのでしょう?

お客さんは「ドッ」と沸きながら「トランキーロ!」「いいぞ内藤!」とその内藤ワールドの手のひらで楽しんだのではないかと思ったのです。

もしかしたら内藤もそういうリアクションを予測していたのでは?と思ったのが、その後の「ここはあの言葉を思い出してくださいよ皆様・・・」と言ったところで、お客さんからブーイングと少々罵声が飛んでいました。

この時に明らかにムッとした顔をした内藤はマイクを捨てて帰って行ったわけですが、想像と違ったのでムカついたんじゃないかと思うのです。

制御不能な男が全てを制御していたことで成立していたロスインゴ内藤哲也の世界観にほころびが出てきたのかもしれません。
奇しくも内藤哲也のターゲットは、内藤哲也の失速を以前予測していた飯伏幸太。

この二人の戦い、内藤哲也のリスクは本人が考えるより大きいのでは・・・


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