内藤哲也とオカダカズチカとアントニオ猪木

オカダ・カズチカの口から「アントニオ猪木」というワードが突然飛び出し実況席もマスコミもスルーするという異常事態については別で書いておりますが↓僕の身近なプロレスファンの中でもこの話題が持ちきりになっています。

ところで、現在の二冠でありIWGPをしっかり手中に収めている内藤哲也とアントニオ猪木の言葉が似ているということを昔ブログに書いたことがありました。

内藤哲也選手の日記の中で以前見た言葉
「変化することをやめた瞬間から、人は衰えていくとオレは思う」
「でも、全ては自分の道」
「リスクはあるしマイナスになるかもしれないが一歩踏み出すことを決めた」

これに対してのアントニオ猪木の言葉
人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだと思います。」
この道をゆけばどうなるものか」
「踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ行けばわかるさ。」

これはもちろん内藤哲也がアントニオ猪木を真似しているということではなくて、新日本プロレスっ子であり新日本プロレスを愛してやまない内藤哲也にはやはりどこかに闘魂の遺伝子があるんじゃないかという話です。

そんな内藤哲也選手。
現在のIWGP王者はオカダカズチカの「アントニオ猪木!!」という発言に何を思うのでしょうか?

内藤哲也が憧れたIWGPの初代王者であり提唱者であるアントニオ猪木。
IWGPへの思いを語り、内藤に負けたとは言えIWGPの象徴になりつつあるオカダカズチカ。

この関係性の中で現在の王者である内藤からすれば・・・面白くないかもしれません。

2020年、二冠という伝説を創り「今」に全てを懸ける内藤哲也からすれば、前王者が過去であり原点であるアントニオ猪木の名前を出したことは不測の事態でもある可能性があります。

ただ、オカダの口から「アントニオ猪木」という言葉が出るというこの影響力と話題性については「やるじゃないか」と内心思っているかもしれません。

何にしてもオカダの発言の意図によって変化していく「異物」ですが、場合によってはIWGP王者の内藤哲也がそれに触れる必要性も出てくるでしょう。

その時の内藤哲也、何とも楽しみで刺激的だと思いませんか。


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