札幌初日、内藤哲也はKENTAに対して『世界を経験した男っていうのは、別にバカにして言ってるわけじゃない』とコメントをしましたが・・・いや、内藤哲也流の皮肉でしょ!とは誰しもが思っていたところ。

それに対してKENTAはハッキリとツッコミを入れました(笑)

100%バカにしてる。完全にいじってる。バカにしかしてない、あの言い方。わかる。さすがにそれぐらいは、オレでも。いじってる。完全にいじり倒してるよ。

うむ、確かにとしか言えません(笑)

その後もKENTAは『世界を経験した男なんて自分で言ってないのに、勝手に変な感じにしてる』というようなことを話していますが、これも実際問題そうなんですよね。

ここで思ったのが内藤哲也が言葉を相手を追い詰めていくスタイルの中には相手にレッテル貼りをしておいてボコボコにするということがあるわけです。
これが通用しない相手がタイチだったわけですが、KENTAも普通に反論してくるので内藤としては口撃でイニシアチブを握れない状況になっています。

が、二冠王となり新日本プロレスの頂点に立つ男にとっては口撃なんて必要が無くなっているのかもしれません。

反逆のカリスマというか、内藤哲也としては下から上や会社を追う立場として言いたいことを言うという魅力がありここまで支持されて今があるわけですが、このKENTA戦と今手元にある二つのベルトを考えると逆にこれまでのやり方が通用しなくなる可能性も0ではないですね。

そう考えると内藤哲也の次の姿、進化していく姿がまだまだ見れるという楽しみがたっぷり残っているとも言えるのではないでしょうか。

KENTAが二冠王になった先のプラン

昨日内藤哲也に「ベルトを取った先のプランを聞きたいね」と言われたKENTA。
それに対してKENTAは『そんなシステムあった?私、次にチャンピオンになったらこれこれこうしますみたいな、そんな選挙みたいなのなかったよね? 急に政策みたいなんの言わなきゃいけなくなっちゃったの?』と話しました。

ただ、それでもちゃんと考えてきたということですが・・・超長かったので箇条書にしてまとめました(笑)

・1月5日に「乱入したもん勝ちかよ」と言っていたやつらの誰かが乱入するだろう
・やる勇気もないくせに文句だけ言って言ってるんだったらメチャクチャだよ。
・ファンが「お前みたいなしょっぱいやつは」と言ってくるが、最近のファンは「しょっぱい」ていうんだねカッコいいよね。なんか通みたいな感じで。(皮肉)
・だから返上しようかな?
・東京ドームでやったあの4人でずーっと回してればいいと思う。
・インターコンチネンタルはベルトをBULLET CLUB仕様に変えたい。
・地方が元気ないな。街が死んでるよ。活性化したい。だからインターコンチは地方で防衛戦をやりたい。

などなどの発言の中でドキッとしたのは『新しいものを拒んで新しい刺激を入れないで先にどういうものが残るのか。オレも見てみたいよ』という言葉。

新日本プロレスと言えば来る者拒まず、刺激を求める、一寸先はハプニングという感じの団体だったわけですが・・・確かに最近の一部のファンは保守派です。
それだけファンが一新しているからなのですが、これってこのまま行くと昔と同じようなことになってもおかしくありません。

また、KENTAからすればこの発言はNOAH時代などを思い出しているのかな・・・とも思います。

というか、そもそもですよ、ちょっとこのSNS時代になってファンの人がプロレスラーに対してリスペクトを欠いている人が増えてきたことがおかしな状況を生んでいるとは思うのです。

会場でブーイングするのは歓声ですが、Twitterやネットで誹謗中傷するのは歓声じゃないですからねぇ。

SNS上やyoutubeなどでもコメントに関してネガティブ率が日本はかなり高いそうですが、好きな対象に対して愛情を注ぎ時間を使うことよりも嫌いな対象に対して悪意を使う時間を長く取る人がちょっと増えすぎているような気がします。

ぶっちゃけ内藤哲也選手の勝利を応援している私ですが、この一連のKENTA選手のTwitterでの言動などは今のネット社会に一石を投じることができるのではないかと。そういう部分での期待感って大きいのではないかと思っています。


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