お薬を出していかないといけない世代

これまで10年間、無料配信していたメルマガの中の
無料コンテンツの数々を3月末で終了しました。
廃刊ではないのですが、それに近い状態を選んだには
大きな大きな理由があります。

まず、その前に10000人超えのメルマガで10年の歴があるということは
自分で物を売る仕事をしている人ならわかるように、1000万や2000万円という程度の価値ではありません。
なので、それを辞めるということは重大なことなのです。

では、なぜそれを選んだのか?

世の中には無料コンテンツが溢れている状態ですが
それらは常に「配信者」がいるからこそ作られているわけです。

ですが、今の世の中というのは無料ユーザーが神様のような態度で
あれこれ文句をつけてくるものです。

ネットはもちろん、テレビもラジオも雑誌も同じことでしょう。
国民総クレーマー状態というか、何というか・・・。

何もしない己自身への不満を、間違った正義をナイフにして
平気で人を刺す人があまりにも多い。

・・・が、悲しいかなそれを作ったのは僕らの世代でしょう。

ポケベル、携帯、ネット、スマホ、SNS

子どもの頃から社会の中心となる年齢の今の間に
あまりに急速的に「繋がるツール」が増えました。

そこに誰にも教えてもらえない状態で飛び込んで行った僕らが
本来なら「まともなネットマナー」を作らないと行けなかった。

それができなかったのが僕らの万死に値する罪ですよ。

さて、無料コンテンツというのは終焉が見えていると
海外の有識者達は言いますが、それは僕も同意権です。

無料コンテンツというのは、慣れてくるとドライなヘビーユーザーとアンチに分かれます。

なので、無くなったら困ると思っているヘビーユーザーの中の
1%ぐらいしか無料コンテンツを守ろうとしてくれません。
要するに99%のヘビーユーザーはドライということです。

いや、それでも僕が上記決断をした時というのは
「初めてメールします、残念です。」
「初めてメールします、ファンです。」
という「初めて」が付くメールが数百通届きました。

なので、ドライな層とは別に「真剣に見ているが交流ベタ」な層もあるのでしょう。

ここで、本題の【お薬を出していかないといけない世代】ですが
要するにこの決断は、数千万円の価値を放棄して行う
僕から10000名以上の読者様、ファン、アンチへのお薬なのです。

「そのままの性格でリアル社会に言ったら、ただの発狂者だぞ」と
言えるぐらいの人がここまで増えてきているネット社会に対しての薬です。

そして、世界中の配信者がその薬を損得抜きで出していかないと
これから数十年後の未来は相当暗いぞと言いたいですね。

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