内藤哲也とジェイホワイトのインターコンチネンタルタイトルマッチ。
テーマが楽しさなのかスマイルなのか運命だったのかわかりませんが、終わって見れば激しい激闘がそこにありました。
ただ全てにおいて内藤哲也の1歩先に回っていたのがジェイホワイト。
技の切り返しにしても強烈なインパクトにしても、スピードでもパワーでも全てにおいて現時点のジェイホワイトは内藤哲也を勝っていたように見えました。
外道の介入もありましたが、試合に大きな影響があるほどのものではありませんでしたし、最初はブーイングで始まり徐々に歓声が増してきて最後には『BBBBBBBBBBBBULLET CLUB 4 LIfe』で誰もが「ジェイホワイトって面白いよな」と思わせるのですから、やはり彼はオカダカズチカのレインメーカーショック以降の凄さを超えた位置にいるのかもしれませんね。
ジェイホワイトは二冠どころか三冠ということも口にしていますが、何にしてもこれでグッとイッテンヨン・イッテンゴでの主役に近づいて来たということになりますね。
それにしても二冠を最初に口にした内藤哲也が最も遠い位置まで行くとは・・・
鷹木信悟に関してもそうですが「ロスインゴは人気があるから定期的にどん底に落とす」という政策はそろそろロスインゴファン離れを招きそうで怖いですね(笑)
ロスインゴの東京ドームどころか、ロスインゴが脇役の東京ドームが見えてきた
内藤哲也が描いていた青写真。
「ロスインゴでの東京ドーム」という可能性は完全に断たれてしまいました。
いや、何があるかまだわからないのですが・・・現実的に考えれば、最大限まで良い流れが生まれてもモクスリーとUS王座戦を争うぐらいのものになってしまうのではないでしょうか。
今年の前半は飯伏幸太と内藤哲也のライバル争いが話題になっていましたが、終わってみれば飯伏からICを奪い返した内藤が丸腰となり、飯伏幸太はIWGP挑戦に最も近い存在となっています。
内藤哲也の最高のピークを見たいと先日書いたばかりですが、もしかするとすでに通り越しているのかもしれません。
コンディションも明らかに悪くなりつつあります。
ただ、それでも内藤哲也だからこそ二冠を手にしてほしいというファンは沢山いるでしょう。
内藤哲也が二冠になることと他の選手がなるのでは少々意味合いが違いますからね。
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