名古屋国際会議場大会のメインイベントは内藤哲也・EVILとジェイホワイト・外道のタッグマッチでした。
まぁかなりの高確率でロスインゴが勝利するとは思っていましたが、心のどこかではジェイの「BBBBBBBBULLET CLUB 4 Life!」が見れたらレアだよなぁとワクワクするも・・・やはり外道さんがEVILや内藤に勝てるわけなくロスインゴの勝利でした(笑)
試合後の内藤哲也は海野レフェリーに暴行をするなど好き勝手やりたい放題。
そして試合後には「IWGPとインターコンチネンタルの二冠宣言」を声高らかにすると「デ!ハ!ポン!」で締めくくり、名古屋のファンの心をしっかりと掴んで行きました。
そして内藤哲也のテーマ曲が流れて、あとは退場するだけとなった時に・・・EVILの行動に感動しました。
内藤の目の前に立ち、自分の腰にベルトを巻くポーズをすると『俺はIWGPを狙う』とハッキリ口が動いていました。
新日本プロレスワールドの中継もない、音声に残るとも映像に残っていても世に出ることはなさそうな状況です。
何なら角度的に名古屋国際会議場の西側と南側の一部しか見えないであろう場所で、それでも口の動きを見ればハッキリとわかる、、、そんな部分まで気を張って動いているEVILのプロ意識・プロフェッショナルさは素晴らしいと思いました。
闇の王というキャラモノのEVILだが男臭さは新日本プロレス随一
このブログをたまに見てくださる方はご存知のように僕はEVILが好きです。
というかEVILになる前からですね、ヤングライオンの頃からヒロムともども「こんな時代に新日本プロレスで戦うヤングライオンだから明るい未来を掴んでほしい」という気持ちも強くもっていました。
まぁ、その願いから数年後の今。
明るくなりすぎたヒロムと闇の王となったEVILという極端な現実になっているわけですが。
そんなEVILですが、先程のような仲間である内藤哲也がIWGPを口にしたことに対して「俺がIWGPを狙うんだ、巻くんだ」と下手すれば会場のファンの100名も気が付かないぐらいの行動を起こすというような男臭さが魅力の1つです。
また、棚橋弘至がポッドキャストで「EVILは良いレスラーだけどキャラが足を引っ張っている」「あのキャラは新日本プロレスのファンがチャンピオンとしてプロレスを知らない人に紹介したいレスラーではない」とかなり厳しいコメントを出した時(素晴らしい分析でもありますが)に、そのアンサーを明確に口にしたことも男らしかったです。
この決意には僕もかなり感動しましたし・・・
棚橋弘至のポッドキャストをEVILが聞いているというのも勉強熱心だなぁと(笑)
EVILに関してはG1での優勝争いまではいけませんでしたが、優勝した飯伏幸太に勝利しているという立ち場です。
ということは権利書への挑戦を高確率で実現することができるわけですから・・・IWGPから遠い場所にいるわけではない!!と言えます。言っちゃいましょう。
毎年のようにG1で脱落からの秋のビッグマッチでチャンス到来!からの負け!そしてタッグ専念へ・・・からのドームではなぜか凡戦というループを断ち切るためにも、この秋はビッグサプライズを起こしてほしいです。
その上で「ノーサプライズ」であるというぐらいの説得力も見せてくれたら個人的には最高です(笑)
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