アイアンフィンガー経由、等々力の祠。タイチのメッセージはリアルかフェイクか。

札幌大会で激突する内藤哲也とタイチ。
因縁の関係でもあり相思相愛にも見える二人の戦いがG1CLIMAX公式戦のメインイベントで激突するするだけでも楽しみですが、タイチが見せている駆け引きがあることで更にワクワクしてきます。

14日の大会では試合後に飯塚高史の忘れ形見であるアイアンフィンガーに耳を当ててニヤッと笑っていましたが、武藤敬司が魔界のグレートムタに連絡がとれるようにタイチもアイアンフィンガーを通して等々力の祠に魂を眠らせているであろう飯塚高史に連絡がとれるのかもしれません。

ただ、これはタイチの戦略的フェイクの可能性もあります。
内藤がインタビューで話したように「DOUKIが本命、大穴でボスじゃないの?」と言っていましたので、他の誰かが登場するのかもしれませんし・・・誰も登場せずに内藤の気を散らしておいて真っ向から勝負するという作戦なのかもしれませんね。

タイチを「子分」と表現した内藤哲也のインタビューをしっかり聖帝は確認していた

内藤選手の公式インタビューの中で出てきた「子分」というワードはタイチらを挑発しているなぁと書いていたのですが、それをしっかり確認しているタイチは流石ですね。

これについてはスカすことなく真っ向から切れたタイチのコメントがこちらです。

クソみたいな公式のインタビューで誰が誰の子分だって、俺は? 誰が子分だ、この野郎。誰の子分だ、俺は? お前、何見てやがる。なんの子分だ、俺は? いいよ、じゃあ、てめえが言う子分だったら、その子分に負けたらお前はなんだ? ふざけるなよ、お前ら。そういう目で見てるのか、お前らも? 俺はいつまでもそういう奴だって。全部変えてやるよ。

この中で「おおっ」と思う部分は当然『俺はいつまでもそういう奴だって。全部変えてやるよ。』ですよね。

ヘビー級転向の前から常にタイチを刺激し、煽り、意識してきたのが内藤です。
この内藤に札幌のメイン、それもG1の公式戦で勝利することができればついにタイチは「自分が最前線に立つ」「踏み出す」という覚悟が決まるのではないかと思います。

もちろん誰かが乱入して大波乱の試合になるかもしれませんが・・・

仮にその場合でもその乱入を拒否して真っ向からの内藤越えをそろそろ見てみたいですし、その勝利はここからのタイチを一気に飛躍させることになると思いますからね。


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