プロレスにおいての常識や格などを取っ払って考えた時に、誰がランスアーチャーに勝てるのか?
そんなことを考えさせてくれた昨日のファレ対ランスアーチャー。
変わったのは見た目だけではないことはダラス大会、いやその前のキズナロードでも明確だったわけですがここまでの怪物化をするとなると誰も手がつけられないのではないか?
ファレとのパワー対決では重さではファレでしたが、アーチャーの場合はそこにスピードもテクニックもありますし何より迫力や気迫があります。
自分のパワーに慢心せずに何か面白いことはできないか、この技を更に素晴らしいものにできないか?とクレバーに考えていることが試合から伝わってくるんですよね。
圧巻だったのはフィニッシャーのEBDクローではなく、巨漢ファレをチョークスラムでぶん投げたことです。
普通の選手がファレを投げようと思ったら、ファレがロープから帰ってきた勢いを利用したボディスラムぐらいしかないわけですが、ランスアーチャーはチョークスラムで投げてしまうのですから桁違いのパワーです。
ファレも滅多にこんな投げられ方をしないのでダメージは相当なモノだったのではないでしょうか?
これはひょっとするとひょっとしますし、ストップ・ザ・ランスアーチャーを誰がするのか?というG1になってくるのかもしれません。
アメリカン・サイコと呼ばれるランスアーチャーですが、すでに「アメリカン・サイコウ」な状態になっていますからね(笑)
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