ROH世界TV選手権試合 ジェフコブの前に後藤洋央紀撃沈

昨日、オスプレイやザックセイバーがIWGPの名を口にしている中で田口とすしざんまいポーズをしていた後藤洋央紀については「後藤もIWGPを目指してよ!!」という不満を書いてしまいました。

そんな後藤洋央紀はジェフコブのROH世界TV選手権試合に挑戦という大きな試合がありました。
どういうわけか試合中にセコンドのヤングライオンを武器に使って攻撃を1度だけしてブーイングを浴び、それ以外は何時も通りの後藤の荒々しい真っ向勝負をするという謎の行動を取った上での敗戦は後藤を応援するファンとして切ないものがありました。


怪力ジェフコブとの因縁は色々とあります。
以前NEVERタイトルマッチをしていますし、後藤がタイチにNEVERを奪取されている状態なのにそれを知らなかったジェフコブが試合後に「後藤のNEVERに挑戦したい」というコメントを出したことで一部ファンがざわつきました(笑)
そして気がつけば逆に後藤が挑戦する形になり、上記したようになぜかヤングライオンを武器に使うという必要のない攻撃を挟んでブーイングを浴びた上でツアー・オブ・ジ・アイランドを食らい力負けをするというモヤモヤする結果となりました。

後藤時代が見たい、だからあえて言いたい

昨日も書きましたが僕は後藤時代が見たいのです、少しでもいいから。
若い頃から素晴らしい選手でしたし、天然ボケキャラも若い時から定着してCTUでいじられながらも成長していき、新日本プロレスの四天王の一人と言われている時代もありました。

他団体との対抗戦にしても負けて負けて悔しい思いをしながらも必ず力でやり返し、内藤哲也に馬鹿にされてもねじ伏せ、棚橋や中邑との名勝負やケニーオメガとの激闘などもしてきた実力者です。

ただ、今でも「何のためにCHAOSに入ったのか」が明確でないまま来月で3年となってしまいますし、少し笑いがある明るいプロレスがしたいのかゴツゴツした試合がしたいのか、目指すところが何なのか正直伝わってこないところがあります。

柴田とのシングル戦の後、二人で大の字になって肩を組んで「これがプロレスだよな」と言い合って去っていったあの男臭い後藤洋央紀が個人的には好きなのですけど・・・今の後藤洋央紀はこのまま行くとベルトからどんどん遠くなると思います。

昔、井上亘が中邑と何度かシングル戦をしていた時に中邑が井上亘のことを「あの人は真っ直ぐだけど、斜めに真っ直ぐだから」と見ている方向や進んでいる方向、考え方などについてこのように表現をしたことがありますが、今の後藤洋央紀も斜めに真っ直ぐなのではないか?という印象を受けてしまいます。

ルックスが良く技も力強く一撃一撃に説得力があり、なおかつオリジナル技も数多く持っており、昇天改なんて最高に見栄えのいいフィニッシャーがあったのにどういうわけか地味なGTRをフィニッシャーにしてしまったことも痛恨のミスなのではないかと思います。
それ以外の技がどれも派手で迫力があるのに最後の最後が最も動きの少ない技ですからね・・・

オカダカズチカに負けて「変わりたいならCHAOSに入れ」と言われ断り、内藤哲也が出てきて後藤をこき下ろし、ニュージャパンカップで内藤に敗れて試合後にボコられているところをオカダが助けてくれてCHAOS入りという流れだったと記憶していますが、そもそも「変わりたい」「変わる」ってのはオカダに勝つorIWGPを獲るということじゃないとおかしいですからね。

なのにその後、挑戦すらしていないという時点で話が違うじゃないかと(笑)

ということで、そろそろ大噴火してほしいわけですよ。
ホントにね、後藤はベルト姿が似合うしカッコいいので、IWGPを巻いた姿を見せてほしいものです。


そんな中、ジェフコブがこんなコメントをしています。
自分の片方の肩は空いている。だからこそ、ここに巻くベルトが欲しいと思っている。だから、またこのリングに戻ってくるよ」
・・・明確にはしてませんが、新日本プロレスのシングルベルトをほしいということですよね。

近年外国人チャンピオンが増えたことやケニーがいなくなったことなどから、オスプレイ・ザック・ジェフコブなどチャンスを手にしたいと思い発言を積極的にしているのだと思います。

明日はそんなオスプレイと組んでジェフコブ・ダルトンキャッスルとタッグマッチで当たる後藤。
そろそろ天下統一へ動き出してほしいものなのですが・・・


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