飯伏は11月3日に何かを起こすのか?

飯伏はインタビューで「棚橋さんですよね。まず、このシリーズ、ケニーが来ていない。これはボクもちょっと分からない。そして、なぜ、棚橋さんの全カードにボクが入っているのか。それはケニーと同じチームだから、タッグパートナーだから代わりにボクが出ているのか、分からないですけど。4回、このシリーズで当たって、不思議な何か行動を起こしているのかなと。それはボクもなんとなくは分かってますよ」と、今シリーズの棚橋の行動をに疑問を投げかけた。さらに、「何が言いたいのかとか分かってますけど、あと1回、11月3日ですか、(エディオンアリーナ)大阪で。ケニーの前哨戦かも知れないですけど、ボクも何か起きるかも知れない。多分、ボクは……、ここまで。今日はね」

棚橋とオカダのストーリーが急展開する中で、棚橋から飯伏への無言の問いかけも
このシリーズでずっと続いている光景です。
棚橋からすればケニーオメガとの決戦が1日また1日と近づいてくる中で
そのパートナーである飯伏と戦う日々が続いているわけですが
もともと棚橋は飯伏のことを気にかけている発言が多かったですよね。
「飯伏、しっかりしなさい!」と発言したこともありますし
ケニーとの東京ドーム記者会見でも、ケニーに対して飯伏を自由にしてあげてないと
いうような趣旨の発言もありました。
ケニーと飯伏が組むこと、要するにゴールデン☆ラヴァーズに対して
ドラマチックに再結成したわりには中途半端な感じになっていることや
G1でのケニーが「飯伏に負けてよかった、勝ちたくなかった」という発言や
お友達3WAYマッチなど、その後に飯伏にとって面白い展開にはなっていないことも
棚橋は危惧しているのかもしれません。
一方で飯伏は棚橋を神だと思っているという発言は過去に何度もしていますし
G1決勝だけではなく、何度かシングルで戦っている中で完全に超えないといけない壁でもあります。
そんな関係性の中で、なぜかブリーフケースを見せつけるように
飯伏を毎日見つめてテレパシーでも送っているかのような棚橋。

オカダとの握手、そして飯伏とも何かあるのか?

そんな中で、最初に引用したのが飯伏のコメント。
「11月3日に何か起こるかもしれない」

一体何が起こるのでしょう?

飯伏の「何か起こるかもしれない」を妄想する

これ・・・何かおこる「かも」なので「何も起こらないかもしれない」わけですが
その選択肢もありそうなのが飯伏です(笑)

気になったのはデイリースポーツではこのコメントが報じられているのに
新日本プロレス公式サイトの試合後コメントには飯伏のコメントが非掲載ということ。

思いつきで勝手に話したので掲載されなかったのではという嫌な予感もします。

※28日更新現在の話

また、大阪大会は内容が盛りだくさんです。
石井と鈴木のブリティッシュヘビーもあればジェリコとEVILのタイトルマッチもあり
内藤とザックのシングルもありますから、ドームのカードが決まってくる日です。
タッグリーグの決勝はもちろんのこと、棚橋がタッグでケニー・飯伏と当たり
オカダはタッグでジェイホワイトと当たります。

刺激的な展開が数多くあるであろう大会の中で
さらに飯伏までなにかするのか?と思うとあまりに動きが多いですし
棚橋としても「大嫌いなプロレスをする」ケニーと前哨戦、
飯伏とも何かあり、何ならオカダとも次の動きがあるかもしれませんが
そうなると棚橋劇場になりすぎてしまうような気がします。

更にそこまでやっておいてEVIL勝利とか内藤とジェリコの対峙とか
そういう展開が待っていた場合だと、せっかくの話題がそれぞれ薄まる気が・・・

ただ、何かが起こるならここでまとめて起こさないといけない理由もあります。
それは次期シリーズがタッグリーグであるということ。

例年を考えればシングル王者は出場しないですし、ドームで試合が決まっている選手は
出場しても負けるわけですから今年もその傾向はあると考えられます。

妄想としては棚橋・オカダ、ケニー・飯伏が参加して決勝で当たるとかあれば
とてもおもしろいとは思いましたが、そういう可能性は低いでしょう。

ケニーと棚橋が不参加となると、飯伏はパートナーがいませんし
オカダもYOSHI-HASHIがいませんから出場が危ういです。

EVILがジェリコに勝てば内藤・SANADAかもしれませんが
ジェリコが勝てば内藤が挑戦の形でしょうから内藤も不参加。

年間で最も盛り上がらないシリーズになりますが
それでも今年はいつも盛り上がらない秋がG1より面白いぐらいですので
ここでも何かを仕掛けてくるのか?ということも考えられます。

例えば上で可能性が低いと書いたチームが出場するかもしれませんが
飯伏が何かを起こすのであれば、ただゴールデン☆ラヴァーズでリーグ戦に
出場している姿は想像できません。

1つ妄想したのが、棚橋が飯伏とオカダをくっつけて天才コンビでリーグに出る?
なんてことも思いましたが、これも唐突な話しですから難しいでしょう。

それに飯伏が何かを起こすということともずれてしまいます。

まぁ飯伏のことなので「もう1回所属になりまーす」で終わりとか
そういう可能性もあるのだけど・・・

解散?
いや、結局何もせずにゴールデン☆ラヴァーズ解散というのも微妙ですが・・・
でも、逆にここで無理やり解散とかするなら、ケニーのWWE行きが来年である可能性が濃厚になりますよね。
BULLET CLUBもOGという表記がいつの間にか言われなくなりましたし
ジェイ推しであったりとか、ケニーの発言とかも含めて考えると急ピッチで動かさないと
間に合わないという状況になっている可能性も少なくないのかなと思います。

個人的に思う最悪のパターンは、ドームメインがIWGPの3WAYになることですね。
ゴールデントリガーを棚橋に食らわせて、ケニーではなく飯伏がフォールして勝利。
ケニーが飯伏にIWGPを託す形になって、翌日のイッテンゴで納得いかない飯伏が
ケニーとシングルをやって勝利。ケニー退団みたいな。

それ以上に最悪なのが「もう今しかできないから」という理由だけで
棚橋・オカダ・ケニー・飯伏での4WAY戦とかですよね(笑)
ただ、これも今の新日本プロレスだとやりかねないなとも思います。

まずドームのメインと言えば棚橋からオカダになっている今なのに
IWGP・IC・US・IWGPjr・NEVERなどの下か、もしくは最後から4番目ぐらいで
ノンタイトル戦でジェイとオカダがシングルをやって終わりとなるのか?と。

また、ゴールデン☆ラヴァーズが再結成した時には
ケニーと飯伏がタッグ路線に行き大盛り上げすると思っていましたが
今になってみれば飯伏のポジションがありません。

まぁ飯伏は2018年はcodyと、2017年はタイガーマスクWとして
それぞれ前半戦に出場していますので近年はドームの主力ではないですが
でも2015年はダブルメインイベント(セミ)で中邑とインターコンチ戦を行い
2014年はプリンス・デヴィットとIWGPjr戦で8試合目で戦っています。

特に、現在は中邑・AJが不在で後藤も残念ながら格落ちしていますし
ジュニアタイトル戦が後半にならならそう(ヒロムなら違ったか?)で
柴田もいなければ、真壁がシングルを張ることもなくなり、鈴木にしてもそうで
それでも人は揃っていて王者が多いという何だか複雑な状況です。

要するに前半のノンタイトルのシングル戦に出ることもない格になった飯伏が
(G1準優勝ですからね)
タッグパートナーのケニーもドームでは組めず、かと言ってチェーズ・オーエンズや
高橋裕二郎らとNEVER6人に出場することもないでしょう。

ともなれば、オカダの格を下げずに飯伏の役割を大きくするとなると
4WAY戦という選択肢もあるのではないか?と。

まぁ、棚橋と握手したオカダが試合後に「友達ってことです」と言ったので
「友達同士で3WAYとかIWGPはこれでいいのか?」と投げかけた棚橋の立場が
完全になくなるメインになってしまいますが・・・(笑)

それ以前に「挑戦権利証の意味がねぇ!」ってことになりますけど。

もちろん「ちゃんとシングルが見たい」と思っている派の私ですので
これはよろしくないパターンなのですが、時間軸が2つあるのであれば
見てみたいのは見てみたいですけどね(笑)


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