辻陽太との試合を追えたオカダカズチカ。
気になるのはその呼吸。

IWGP戦で相当長い試合を戦ってもケロッとしていることがあるスタミナモンスターのオカダカズチカですが、辻陽太との試合で完全に息が上がっています。

やはりコロナ感染でまだ体力が戻っていないのでしょうか?

「もうちょっといろいろと早くしないと、あっという間に俺のプロレス人生も終わってしまいますよ」という言葉も加えると何か不安を覚えてしまいますね...

確かに時の流れは早いものですし、何が起こるかわからないことは事実。
そしてオカダカズチカのように若くしてトップに立ち、もうやり残したことがあまりない立場はある意味でベテランですから、その目線での発言なのかもしれません。

ただ、まだ33歳のオカダカズチカが「あっという間に俺のプロレス人生も終わってしまいますよ」と口にした、いやそれ以上に「もうちょっといろいろと早くしないと」という部分の方がひっかかります。

本当に時間が少なくないなら「もうちょっといろいろと早くしないと」なんて言葉が出てくるであろうか?

何か焦りがあるように思えてしまいますし・・・先日の鷹木信悟戦前の言葉の数々はオカダカズチカが新日本プロレスを背負ってきたレインメーカーショックから現在までのIWGPへの思い・価値観、そしてプロレスと新日本プロレスへの思いを言葉にしているように見えました。

そして敗れたことによりIWGPという歴史の後期を象徴する存在となったオカダカズチカの価値観は全否定されてしまった。

もし、今現在オカダカズチカがIWGPを手にしていたら、この試合に勝利していたら「もうちょっといろいろと早くしないと、あっという間に俺のプロレス人生も終わってしまいますよ」なんて言葉を使っただろうか?

WWEと契約したというような話が実しやかにSNSで流れていることも目にするオカダカズチカ。

IWGP世界ヘビーの最後尾に立ったという言葉もありますが、IWGPの歴史を背負い最後尾から振り返り世界へ行くという可能性もあるのでしょうか。


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