好勝負連発とフランシス・アキラの優勝で大盛り上がり見せた2021 Jr.BATTLE OF GLORY。
一夜明け会見をしたアキラからは希望へ満ち溢れる表情が伺えました。
優勝報告を「ガールフレンドにもした」ということを言ってしまう辺りも素直な青年なんだなと思いますね(笑)
このアキラが見据える次の相手は世界ジュニアを持っているCIMAか岩本煌史。
「保険をかけたくない」という岩本煌史らしい理由でBATTLE OF GLORYを辞退してCIMA戦へ挑む挑戦者。
「行ってこいはない」と全日ジュニアトップの岩本から2連勝をすることで一気に全日侵略に勢いをつけたい王者。
前回の名古屋大会では挑戦者CIMAが引き出しの多さと手数の多さで王者岩本煌史を追い込んでいき見事にベルトを手にしました。
試合後にはプロレスが嫌いになりそうとまで口にした岩本でしたが、今回の会見では「負けたら存在意義がなくなるのではないか」と言うほどに背水の陣で挑むことになります。
ただCIMAの手数に対して岩本煌史が手数で勝負することはないでしょう。
やはり彼の魅力は「なんでもできる」ことを前提に「引き出しから必要なものを選んで出す」ことや「どれだけ受けても耐える強さ」「逃げないこと」です。
総して言えば「覚悟の強さ」だと思うのですが、一方のCIMAは相手が覚悟を決める前に決める素早い攻撃や特殊な技の数々という武器があります。
全く違うスタイルの2人だけに勝てば官軍負ければ賊軍になる、これがこの試合の面白いところではないでしょうか。
そして、この二人の勝者に対してフランシスコ・アキラがJr.BATTLE OF GLORY王者とした挑戦することはほぼ確定的。
明らかに進化して挑んだJr.BATTLE OF GLORYを優勝するまでの4試合で進化の度合いを加速させてきたアキラ。
挑戦する相手がCIMAであろうと岩本煌史であろうと楽しみなカードになることは間違いありません。
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