飯伏幸太が打ち出したIWGPとICの統一。
これに異論を唱える内藤哲也。

ファンの意見としては7:3か6:4で内藤哲也寄りだったように思われますが、今回飯伏幸太が動画で冷静に丁寧に説明をしたことで・・・

その割合は余計に内藤哲也に傾いた。

いや、内藤哲也に傾くというより飯伏幸太へのNOが増えたと言いましょうか。

youtubeの現在の評価は何と低評価が上回る事態になっています。

これは皮肉ではなく新日が作り上げてきたものとして「介入と金的以外は基本なんでも支持」というファンが多い中で、飯伏幸太ほどの人気レスラーが主張を語る動画で低評価が上回るというのは異常事態です。

もちろん内藤哲也ファンが多いことも理由の1つではありますが、いやいやどうして新日人気が出てきてから興味を持ったファンの人達もIWGPとICにすでに大きな思い入れがあり、ミーハー的ではなく新日本プロレスの象徴であるベルトへの考え方を持っているということなのでしょう。

これはとてつもなく新日本プロレスにとってプラスであると思います。

さて、飯伏幸太のコメントですが...言いたいことを受け手側で補正すれば理解できる部分もたくさんあるのです。

ただ、まだ本人的にも明確になっていないというか迷いがあるというか、支離滅裂な部分も混在してしまっているように感じます。

「それぞれのベルトの価値が半減している」という気持ち、そして「最高と最強を1つにした時に何が起こるか」の期待感、これはわかります。

しかし同時にベルトの歴史も重要だから「それぞれの何代目の王者という歴史は続ける」という辺りでファンがサーーッと引いていった気がします。

そうなってしまうと、結局1回勝てば2本のベルトのそれぞれの王者として歴史が作られていくわけで、半減どころか4分の1ぐらいの価値になりかねないです。

飯伏幸太の統一論にファンが求めていたものは「神となった飯伏幸太、その腰に似合い新しい歴史を作る最強と最強のベルトの融合体」だったのではないでしょうか。

極端に言えばIWGPもICも一度ぶち壊すぐらいの破壊と創造、これを飯伏幸太ならできると思わせる戦いを彼はしてきましたから。

それが価値が半減している、統一する、でも中身は別々ではどちらの意見も汲み取ろうとして中途半端に思えてしまいます。

そして、この意見を通すなら飯伏幸太はIWGPとICをそれぞれ別で手にしてから言うことが重要だったはず、ではないでしょうか。

 

さて、IWGP1本の価値を言葉にしてきたオカダ、棚橋
インターコンチネンタルの象徴の1人でもある中邑はどう思っているのでしょうか。

特に前者2人は意見を出すべきだとは思いますが...

 


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