全日本プロレス後楽園ホール大会は激震に激闘にと見ていて疲れました(笑)

まず「激震」の部分でいえば、きな臭かったアンファンテリブルの動きが想像より広い範囲での揺れを観測することになりました。

ジェイク・リー/岩本煌史/TAJIRI VS 芦野祥太郎/土肥こうじ/羆嵐での6人タッグマッチはアンクルを決めた芦野に対して羆嵐がTAJIRIを投げつけて妨害するという決定的な仲間割れが起こり、試合後には北斗が芦野へ金的→アンファンのシャツを破りユニットも消滅したと考えられる行動に出ます。

そして、助けを求める芦野に対して何と鬼のような形相で攻撃をするジェイク。

これにはパートナーである岩本煌史が「落ち着け、落ち着け」とジェイクを抑えつけましたが...

長年の蜜月なタッグ、そして陣JINの決裂を告げるジェイクのエルボーが岩本煌史に炸裂。

更にはジェイク+芦野の除いたアンファンテリブルが岩本煌史と芦野を滅多打ちに。

岩本と芦野をKOしたジェイク達5人は一緒に花道を下がっていき、リングに残されていたのは岩本煌史とTAJIRI。

岩本煌史が師と仰ぐTAJIRI、つい3日前のCIMA戦を絶賛していたTAJIRI。

彼が岩本煌史を介抱すると思いきや...「ごめんね」と両手を合わせてTAJIRIはジェイク達を追いかけていきました。

そう、思い返せば先日の試合後にジェイクと羆嵐がひそひそ話→TAJIRIが「何を話していたの?」なんてツッコミを入れたり、TAJIRIが「これからの人生をジェイクに捧げる」なる謎のツイートをしていた。

全ての点が繋がった先にあったのは、アンファンテリブルの消滅と芦野を除いたメンバー+ジェイク・TAJIRIでの結託。
TAJIRIと児玉の師弟も繋がり強大なユニットの誕生。

そして、、、世界ジュニアを落とした3日後に信頼していた仲間を一気に失う岩本煌史の悲劇。

同じ怒りを持った芦野と岩本が組むかも?という期待もありますが、それでも多勢に無勢。

しかし、この展開の面白さとワクワク感は正直止められないですね...

この事件の関係者全てのこの先が楽しみです。

【追記】

プロ格DXで試合後のやり取りが判明。

諏訪魔が岩本煌史と芦野をバックアップして逆襲体勢に入る模様。

三冠ヘビー級王座は諏訪魔が防衛→次期挑戦者はチャンピオン・カーニバルを辞退したヨシタツ

三冠ヘビー級王座戦は諏訪魔と佐藤耕平のド迫力の試合となりました。
まさにヘビー級、1発1発の重さが伝わる試合は最近のプロレスのトレンドとは遠く離れている無骨な試合でしたが、徐々にこういう試合を求めているファンがまた増えてきているようにも思うのです。

本来なら諏訪魔時代ではダメなのかもしれません。
これからの全日本プロレスを引っ張る若い選手が三冠ヘビー級王座を手にしていないと、また挑戦していないといけないのかもしれません。

ただ、今が全盛期という諏訪魔の戦いが徐々に全日本プロレス内外のファンへ迫力とともに届いているような印象もあります。

この二人はチャンピオン・カーニバルでも再戦する可能性がありますし、この試合すらも通過点にして更に迫力のある試合をみせてほしいですね。

さて、試合後に諏訪魔に挑戦を表明したのはヨシタツ。

チャンピオン・カーニバルを辞退しての三冠ヘビー級王座挑戦。
それも最近お気に入りの「ストロングスタイル」というワードをあえて全日本プロレスで使い続けるというスタイルでの登場には諏訪魔が不快感を隠すこと無く指摘していました(笑)

なぜかヨシタツに分が悪い諏訪魔ですが、最近の負け星をここで返しておいてチャンピオン・カーニバルに乗り込んでいきたいところでしょう。

最近の諏訪魔はリーグ戦で妙に弱いですが、そろそろ王者として優勝をして「全盛期」を作ってほしいとも思います。

チャンピオン・カーニバル出場選手

その他、世界タッグ王座戦などもありましたが時間の都合で割愛。

チャンピオン・カーニバル出場選手の発表や大田区総合体育館大会決定もありましたが、加速して全日本プロレスが動き出しそうですね。


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