新日本プロレスCASTLE ATTACK大阪城ホール大会の両日全カードが決定。
個人的には「初日は攻めたなー、面白いなー」と思いましたが、一部で「カードの差が大きすぎる」という声が出ていることも理解できます。

初日は棚橋・小島・天山vsオスプレイ・オーカーン・コブがオープニングマッチ。
テンコジはリベンジマッチであり棚橋とオーカーンは前哨戦の構図。

ここからはCHAOSvsBULLET CLUBの構図となり、YOSHI-HASHIとタンガロア、後藤洋央紀とタマトンガ、KOPWで矢野とチェーズオーエンズ、石井とジェイ、オカダとEVILというカードとなり、ロスインゴは不参加となりました。

考えてみるとこの大阪城ホール大会があることは以前内藤哲也が嬉しそうに匂わせをしたことが記憶に残っていますが、何と初日に出場がないというのは本人も想定外だったのではないでしょうか。

そして翌日は小島・天山とオスプレイ・コブから始まり矢野・石井・オカダとジェイ・EVIL・チェーズオーエンズ、前日のおかわり戦を経て後藤洋央紀・YOSHI-HASHIとGoDのIWGPタッグ戦、棚橋とオーカーンのNEVER戦、高橋ヒロムとファンタズモのIWGPjr戦、そしてメインが内藤哲也と飯伏幸太のIC戦と豪華タイトル戦が4つもラインナップ。

カードの面白さという部分では初日も十分ですがタイトル戦という価値を考えると物凄い差があるということで、ファンから様々な声が出ても仕方のないところでしょう。

また鷹木信悟は両日とも試合がありませんし、ワトやBUSHI、SHOなどここ最近にテーマがあった選手たちも不在。
鈴木軍に関しては見る影もない状態というのも少々残念な気もします。

初日のカードの勝ち組から翌日の結果・王者への直結はなさそう?

このシリーズが終われば旗揚げ記念興行からのNJCとなります。
なので例えば初日にオカダとEVILの勝者が飯伏幸太or内藤哲也との戦いへ挑むことはなさそうでしょうか?
石井とジェイの勝者が棚橋orオーカーンのNEVERへというのは面白そうで現実的にありそうですが、IWGPとICに関してはどうなることやら。

ただNJCに関しては、飯伏幸太が二冠王のままであれば二冠挑戦が与えられそうですし、内藤哲也がICを引っ剥がしていれば選択性になりそうですから...その場合にはオカダとEVILの勝者が挑戦ということも...いや、でもオカダがIWGPではなくIC挑戦はここ最近の言動からズレるのでなさそうですね。

NJCに関しては1回戦がほぼこの両日のリマッチスタートになりそうで怖いですが、逆に言えば初日の導線がどこに繋がっているか?という楽しみ、サプライズにも期待できるということではないでしょうか。

次期シリーズの裏主役は永田さん?

大阪城ホール大会へ向けてのシリーズ「Road to CASTLE ATTACK」の対戦カードを見ていると、まず中島佑斗のデビュー戦という新日本プロレスの未来に繋がるポイントがあります。
そして、デビュー戦とは真逆ぐらいのポジションにいる永田裕志が連日飯伏幸太と組んで内藤哲也、SANADA、鷹木信悟らと戦うという実に面白そうなカードが組まれていますね。

敗れはしたものの天山広吉と小島聡が名古屋でオスプレイ・オーカーンとシングル戦を行い「まだまだ健在」を見せつけたことや、更に上の世代である武藤敬司がNOAHでGHCを手に入れたというこの状況で永田裕志が今の新日本プロレスのトップどころを連日戦うなんて面白すぎるじゃないですか。

怖くて、そして良い意味で意地の悪い永田裕志を存分に見るチャンスですよこれは。

・・・が、その永田裕志の永遠のライバルである鈴木みのると鈴木軍は全休という事態に。

考えてみると大阪城初日のチケットを取ったロスインゴと鈴木軍ファンの人から不満の声が出るのはやはり仕方ないことか...


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