2020 Champion Carnival 優勝決定戦は宮原健斗vsゼウス

秋のチャンピオンカーニバルもいよいよ最終戦を残すのみとなりました。

公式戦の最終戦、まずジェイク・リーとゼウスの試合は「今年はジェイク推し」だっただけに残念な結果にはなりましたが・・・
ただね、ゼウスの気迫が凄かったですし「ここに賭けているんだ」という思いが勝ったのではないかと思いました。

最後の顔面締めは隙間が空いているフェイスロックではなく、完全に手首で頬骨を締め上げながら首が折れてしまいそうな捻じ曲げをするという拷問技。
今のプロレスのトレンドとは遠くにある技ですが痛さが伝わる上にゼウスのパワーを誇示するには最適の技なのではないかと思います。

ジェイク・リーのイケメンをひねり上げてギブアップさせての優勝決定戦進出というのもゼウスらしいですね。

そして宮原健斗と石川修司の戦い。
前三冠王者の宮原健斗としては奪還への最短ルートであり茨の道がこのチャンピオンカーニバルとなったわけですが、やはり文句なしに強いですよね。

得意の膝、そしてシャットダウンスープレックスがもちろん勝負を決めた技ではありましたが、試合途中で見せた石川修司のブレーンバスター狙いを軽々とブレーンバスターで返し、また雪崩式のブレーンバスターなど石川修司がダイエットをしてグッドシェイプになって来ていることで、宮原健斗からすると投げやすくなっていたことも勝負の分かれ目だったでしょうか?

なんにしてもこれで文句なしに宮原健斗とゼウスの優勝決定戦が決定。

10月5日、最後に立っているのは前三冠王か、前々三冠王か。


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