もう私が応援していると後藤洋央紀は天下を取れないのではないか。
そう悩んでいるファンが世界に100万人はいると言われていますが、私もその一人。
なので今回はもう後藤洋央紀、殿の天下取りを期待しない!!
という意気込みでG1を見ているのですが、それでも初戦のKENTA戦で凱歌をあげてほしいと思っていました。
KENTAは評判の悪かったモジャモジャヘアーをさっぱりカットしていつものカッコいいKENTAで戻ってきましたが、昨年のG1と比べると雲泥の差と言える動きを披露。
ファンを煽るのはいつものことですが、特に悪いこともせずに煽っているので何だかもうファンも「なぜKENTAを憎んでいるのか?」と自分でわからなくなっている人も多いのではないかと思います(笑)
もちろん東京ドームにいた内藤哲也ファンからの恨みは一生モノかと思いますが。
さて、試合はKENTAが予告通りのGAME OVERで後藤洋央紀からギブアップ勝ちをしましたが、試合後にライガーさんが「後藤洋央紀から覇気を感じない」とダメ出し一発。
ただこれはファンも思ったのではないかと思います。
いや、というか後藤洋央紀への期待というのは常に大きいわけです。
実況席が後藤洋央紀に厳しいのもファンが後藤洋央紀に厳しいのも「なんであんたがIWGPを取って時代を作ってないんだよ!?」という気持ちから出るものだと思うんですよね。
何度も書いていますがIWGPを目指すのにIWGP王者のオカダカズチカ率いるCHAOS入りしたところからミスじゃないですか。
でも弓矢は引けば引くほど遠くへ飛ぶ、一度遠回りして一気に!!という後藤洋央紀をずっとファンは期待しているわけです。
ただ、今回の試合後には「先々のためにタップしておいた」というニュアンスの弱々しいコメントが...
後藤「(※右肩をアイシングしながら)いやあ最後、ガッチリ決まっちゃった。あれもう、逃げられなかった。あそこでもうちょっと我慢してたら、『G1 CLIMAX』、まさしくGAME OVERになるとこでしたよ。まだ俺の『G1 CLIMAX』、始まったばっかだから。次だよ。次……」
もう弓は引ききったはず。
そろそろやらないでどうする荒武者!!
そんな声が世界中から聞こえてきそうです。
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