全日本プロレスのチャンピオン・カーニバルが開幕して2日間の大会が終わりました。
まず初日の名古屋大会なのですが、8ヶ月ぶりにプロレス現地観戦してきました・・・いや、もう楽しかったです。
非日常を見ることができる日常、少しは戻ってきたのかなと感じることが出来ました。
名古屋大会では会場に入る前に人を待っていると突然背後から肩を掴まれて「え?」と振り返ると、そこにはコスチューム姿で臨戦態勢の世界ジュニア王者岩本煌史選手が(汗)
youtubeに出演していただいたり食事したりとすっかり仲良しなのですが、やはりいきなりあれだけゴツい人に襲撃されると一瞬命の危険を感じますね(笑)
そんな世界ジュニア王者岩本煌史を意識しているのはジュニア全員という状況。
ただ全日ジュニアを差し置いて次の挑戦者は日高郁人であるという現実にイラつく選手も多いでしょう。
フランシスコアキラは特に岩本煌史に対して「日高の次は俺だぞ」と言わんばかりのアピールをしていました。
この試合はそのアキラが青柳亮生をメテオラで下してタッグ戦で直接ではないにしても岩本組に勝利。
大きな印象ではないにしても、岩本煌史&世界ジュニアに対してのアピールにはなったのではないでしょうか。
さて、アクシデントも波乱も多かったこの2日間で最初のアクシデントが第二試合に起こりました。
崔領二が立花に見舞った赤川鉄橋の時でしょうか、左膝がグニャリと曲がったのが心配でしたが・・・翌日川崎大会を「左距骨脱臼骨折」で欠場との発表がありました。
また、この名古屋大会のメインで宮原健斗に勝利するという波乱を起こしたヨシタツも翌日川崎大会は「急性腰痛症」で欠場というアクシデントキングダム。
最高のスタートをした翌日に不戦敗という天国から地獄へのスタートを切ってしまいました。
イケメンが5冠王諏訪魔からまさかの勝利!今年のチャンピオン・カーニバルは荒れるのか?
名古屋大会ではジェイク・リーを追い込むものの敗戦した黒潮"イケメン"二郎でしたが、川崎大会のメインイベントで現時点の三冠ヘビー級王座&世界タッグ保持者の諏訪魔を高角度前方回転エビ固めで丸め込んでミラクルな勝利を手にしました。
チャンピオン・カーニバルの勝ち点2としても大きいですが、それ以上に大きいのは事実として現在の全日本プロレスのトップを倒したという事実でしょう。
これでイケメンが「三冠ヘビー級王座に挑戦させろ」と言えば諏訪魔も拒むことはできませんからね。
コロナ禍という想定外の現実がイケメンを日本に滞在させ、そして三冠ヘビー級王座を手にするなんてことがあれば・・・人生というのは何が起こるかわからないという歴史の教科書に載ってもいいぐらいの事例になるのではないでしょうか。
名古屋大会のメインでは宮原健斗をヨシタツが下していますし、あれだけ無観客試合では勢いがあったアンファンテリブルの芦野と羆嵐が勝ち星なしということで、今年のチャンピオン・カーニバルは波乱の結末になる可能性が高いかもしれませんね。
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