内藤哲也が二冠王に返り咲き!プロレス界に残る名シーン、内藤哲也と二冠と花火

鷹木信悟が鈴木みのるに敗れ、高橋ヒロムが石森太二に敗れ、この時点でロスインゴからベルトが全てなくなっていた。
もっと言えば棚橋弘至・飯伏幸太がベルトを手にすることが出来ず、ワトも負けているという状況から神宮大会はヒールユニットの日になっている状況で始まったEVILvs内藤哲也のメインイベント。

ただ、この試合は怒りの内藤哲也が試合序盤からEVILに制裁を与えるぐらいの勢いで崖っぷちのチャレンジャーとして向かっていくのかと思いましたが・・・その勢いは場外での「椅子ホームラン」で一気に暗雲立ち込める空気に。


受け慣れている後藤洋央紀や石井は当たる瞬間に椅子を投げるように外しますが、慣れていない内藤哲也は見ての通りまともに食らうという衝撃映像に・・・(EVILのポーズが可愛いのはまぁいいとして)

その後も絶妙なタイミングだ介入するディック東郷、そして目の前のEVILという状況に苦戦が続きましたが徹底した首攻撃で徐々にデスティーノからの逆算で戦いながら徐々に巻き返し、さらにはディック東郷を排除していざトドメへというところで海野レフェリーがEVILにより排除される。


またしても崖っぷちへと追い込まれた内藤でしたが、BUSHIとSANADAが次々に救援にリングに駆け込みました。

ここからついに完璧なタイマン勝負となり、内藤はフォアーム→コリエンド式デスティーノと繋ぎますがEVILもそこから強烈なラリアットで反撃。

一進一退の攻防の中、金的と止めた内藤が一気に畳み掛けて「レンタル期間終了デスティーノ」でEVILの脳天を垂直に突き刺しての勝利。


そして感動の大合唱・・・に乱入する人もおらず(ジェイの匂わせはもういらないです笑)
最後はプロレス界の歴史に残る名シーンが生まれました。


内藤とEVIL、人間とコロナ、人間と苦境、人間と壁、そんなものを表現したのかもしれません。
そんな印象を内藤哲也の締めの言葉から思いました。

ただなんかもう無駄に語る必要がない試合でしたね。

野暮なことは言わず、ただ感動しましたよ。


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