EVILvs内藤哲也のリマッチはお互いのメンバーがセコンドにいるべき、ではないか。

私がプロレスを見始めたころ~初期の間はタイトル戦やG1決勝などでパートナーなメンバーがセコンドに付く姿が多く見られました。
闘魂三銃士の誰かがビッグマッチならセコンドにいましたし、長州力がG1決勝に出たときは藤波辰爾がセコンドにいました。
この10年ぐらいだとプリンス・デヴィットがBULLET CLUBを作り荒くれていたベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの決勝戦なんかでは、棚橋弘至とキャプテン・ニュージャパンとKUSHIDAなどがセコンドについてBULLET CLUBの介入と戦っていましたが・・・

何だか最近はそういう光景が見られないです。

明確に覚えているのは棚橋弘至のセコンドに柴田勝頼、飯伏幸太のセコンドにケニー・オメガが立ったG1がインパクトとしては最後です。

さて、不思議なものでユニットとして人気がありユニット全体としてのまとまりがあるCHAOSとロスインゴベルナブレスデハポンに関してはどういうわけかセコンドについて仲間のバックアップをしません。

それどころか介入されて苦しんでいても基本的に無視。
いや、BUSHIだけは無視しない印象ですが「出てきてトペして帰る」という感じで、別にセコンドってわけじゃないです。

新日本プロレスのセコンド=ヤングライオン。
そしてこのヤングライオン達はセコンドにいる時に限っては前蹴り一発で動けなくなるというスペ体質になるという設定もあるので、何の役にも立たずにむしろリング上でメキメキと頭角を現しているのにセコンド時の弱さで「え?」となってしまう役割を担わされています。

個人的にはビッグマッチでトップ選手であるパートナー・メンバーがセコンドにいるだけで「この試合の重要性」が増すと思っていますし、それをファンの人にも伝えやすい表現方法の1つだと思うのです。

また最近は乱入劇や反則攻撃・裏切りなどは本人が勝手にやっている「反社会的行為」ぐらいに思ってみているファンも増えました。
一周回って昭和のプロレスファンと見方が同じになっている現状だけに、当然「なぜ誰も高橋ヒロムを助けないんだ」「なぜいつもオカダカズチカが介入されても誰も来ないんだ」と怒るファンも増えています。

このままだと本当に誰も得しないですし、常に誰かがSNSで攻撃されている状況が続いてしまいそうですからね。

次のEVILvs内藤哲也戦は、ぜひBULLET CLUBもロスインゴベルナブレスデハポンもリングを囲む形でやってほしいものです。


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