名古屋大会のタッグマッチ、内藤哲也・SANADA・BUSHI組は後藤洋央紀・YOSHI-HASHI・SHOに勝利すると突然内藤哲也がレフェリーの腕を絞り上げてSANADAがドロップキックを食らわすという暴挙に出ました。
初期ロスインゴベルナブレスデハポンとしては内藤哲也が毎度これをやっていたわけですが、何故に急に内藤哲也とSANADAが暴れだしたのか?
EVIL脱退のストレスか、EVILが二冠王でありそこに高橋ヒロムが挑戦するという流れへのジェラシーなのか?
理由はわかりませんが、事実として内藤哲也とSANADAがレフェリーを暴行して獣神サンダーライガーがお怒りになるということが起こったことは紛れもない現実です。
もう1つ書いてしまえば、EVILがやれば炎上するのでしょうけど内藤哲也とSANADAなら「カッケー」と言ってしまうファンが多いわけで・・・これにはロスインゴの当事者達もどうしていいか困っているのではないかとすら思います(苦笑)
メイン後に内藤哲也はEVILに対して「正義と行ったり闇の王といったり、迷ってるんじゃないの?」と発言しましたが、見方によればロスインゴというユニットもやや迷走モードに入っているような印象がなくもないのです。
いや、ロスインゴ自体はこれでいいのですが・・・
もう当事者たちからすると何をしても「最高!」というリアクションにファンがなるほど人気を極めてしまったことで、何もやりようが無い状態なのでは・・・という印象ですね。
内藤哲也はオカダカズチカや棚橋弘至と同じで『ケースバイケースで試合中に立ち位置を変えることができ、ブーイングすら自由に呼び起こせる」という一流レスラーの技を持っていたわけですが、今の内藤哲也は相性の悪い大阪ですらそれができないぐらいに飛び抜けた人気になっている状態だと思うのです。
何か今回のアクションはそういう部分での意味もあったような気がします。
SANADA選手は公式の日記で下ネタ風の文章を書いていたりしますが、元々の真田聖也って無口でクールなキャラじゃないわけじゃないですか。
ああいう行動からも何か迷いがあるのではないかなぁなんて思ってしまうのです。
ところで、この日のメインでディック東郷の介入に苦戦する高橋ヒロムを内藤哲也・SANADA・BUSHI・鷹木信悟(は、しょうがない)は助けに来ませんでした。
それどころか試合後に内藤哲也がやってきてEVILに「ベルトのレンタル期間は終わりだ」と挑戦表明しEVILが受けるという形になるなど『その前にとりあえずディック東郷だけでも排除しに助けに来てやれよ』という状況なのも気になるところです。
高橋ヒロムが夢として見ていたEVILの持つベルトを「レンタル期間」という表現をし、更に自身の試合後に「EVILと高橋ヒロム、どっちが勝とうが俺はEVILしか見ていない」と発言するなど、内藤哲也の焦りなのか高橋ヒロムのことはあまり気になっていないようで・・・これだと『EVILが防衛した方が都合が良い』という考えであったと言われてもおかしくない行動をしました。
もちろんこれも「ファンが想像する楽しみ」を与えてくれるものではあるのですが・・・
考えてみるとタッグパートナーのSANADAがEVILに挑戦表明しないことも謎。
EVILがディック東郷とマジックキラーを使ってSANADAを挑発したかのように見えたりもしたわけですし、何かこう内藤哲也とEVILのリマッチには大きな仕掛けがあるような気がしますね。
プロレスランキング