全日本プロレス完全復活の日、メインのあすなろ杯で優勝したのは田村男児！

2020年7月14日

全日本プロレス新木場大会、お客様を入れての復活の日となりました。
そして色々なことがあったわけですが、全日本プロレスの良いところとして「あすなろ杯をメインにした」ことでしょうね。
今年特に思いましたが若手の成長を本当に考えていることが伝わってくるんですよね・・・

トップどころで後半の試合に若手が出ることが少なくないですし、逆に宮原健斗のようなスターが前半に出場するなどこの辺りを流動的にテンプレート的なものを作らずに見せていく全日本プロレスはそれだけでも魅力的だと思います。

さて、ここから一気に動きが加速しているであろうことが多々起こった全日本プロレスの新木場大会を振り返っていきたいと思います。

Contents

田村男児があすなろ杯を優勝し「エボリューション入り」を宣言
敗れた大森北斗はなんとアンファンテリブル入り！

兎にも角にも無観客が始まってから僕的に絶賛し続けていた田村男児。
表情・動き・技の全てが急成長していたことで、もしかしたら北斗に勝てるのでは？と期待していましたが、ダンロックで見事に勝利。

このダンロックは無観客の試合の時に「良い技だ！」とブログに書いた、変形のテキサスクローバーホールド→ローリングしてステップオーバーするという技ですが、これは今後大物食いをできるぐらいの技になっていくのではないでしょうか。

そして、何と試合後にエボリューション入りを申し出た田村男児。

この日、岡田がエボリューションから脱退をしてことで空いた枠に入ることになる・・・ぐらいの結果ではなく、ここから更に成長していくための選択だったと思います。

さて、このメインで敗れた大森北斗ですが・・・何と外的のアンファンテリブル入りを表明。

観客からは「えーー」という声が上がりましたが、数年後にはエボリューションのトップ田村男児とアンファンテリブルのトップ大森北斗になっていてもおかしくないぐらいの成長を見せているこの二人。

全日本プロレスの新しいスタートには良かったのではないでしょうか？

失意のどん底にいたイザナギ。
PURPLE HAZEの存続にも関わるような状態に陥っていた状況は涙を誘うほどのものがありましたが・・・

なんと、丸め込みとは言え宮原健斗から直接勝利をGET！！

ある人との出会いで成長したイザナギが結果を出したことで勢いがつきそうなPURPLE HAZEですが、試合後にはUTAMAROも「俺は俺で動くぞ」となにかを匂わせる発言がありました。

完全なる停滞ムードに入っていたPURPLE HAZEですがここから一気に流れが変わりそうですね。

全日本プロレスに参戦して破竹の勢いだったアンファンテリブルですが、前大会で児玉が岩本に、羆嵐がジェイクに、芦野が諏訪魔に敗れたことで一度リセット的な状態になりました。

再始動となった今回はＴＡＪＩＲＩ・ＫＡＩ・青柳とのタッグ戦でしたが、見せ場は作ったものの最後はＫＡＩの横入り式エビ固めで児玉が敗れてしまう結果に。

ただ、大森北斗が加入したことでカード編成もしやすくなるでしょう。
何にしてもこの3人の実力は本物ですし、すぐにチャンスは巡ってくるはずです。
チャンピオンカーニバルにも芦野の羆嵐はエントリーされるでしょうからね。

ここ最近、明らかにエボリューションのメンバーに対して不満を持っていた岡田。
そして自分自身への不満、、、エボリューション脱退は遠くないと思っていましたが今回の大会で明確に脱退を表明し諏訪魔も承諾。

田村男児→エボリューション
大森北斗→アンファンテリブル

という動きがあった中で、岡田の次の行動も期待されますが・・・
暫く一匹狼で動くのもありなのかなとも思うのですよね。

現状だとどこのユニットに入ってもエボリューションと立ち位置が同じになりそうですし・・・

久々にジェイク・岩本・阿部・吉田の４人で登場となった陣JIN。
エボリューションのゴタゴタに付き合わされた感じもありますが、まずはこの魅力的なユニットの再始動を嬉しく思います。

欠場中の野村も含めて年齢・見た目と兼ね備えた正統派のユニットの陣JINはコロナがなければ・・・一気に人気ユニットとして全日本プロレスの中心にいたと思いますが泣き言を言っても仕方ない。

まずは岩本煌史が横須賀ススムから世界ジュニアを奪取することが使命ですし、そこから陣の動きが加速していくと思いたいです。

また岩本煌史が世界ジュニアを全日本プロレスに取り戻したらやはり【BATTLE OF GLORYを開催してくれ】と全日本プロレスに直談判してほしいなと思います。

王者になれば発言権もあるわけですし、やはり全日本プロレスジュニアの未来を作るのは岩本煌史だと思いますからね。