内藤哲也・高橋ヒロム・鷹木信悟で空気ができているロスインゴ。本当にEVILだけが抜ける・・・のか?

内藤哲也・高橋ヒロム・鷹木信悟と矢野通・石井智宏・SHOの6人タッグマッチ。
これは鷹木信悟とSHOのNEVER前哨戦という位置のカードではありますが、なんだか終わってみるとそんなことよりも印象に残ったのが『この楽しそうなロスインゴの3人で成立してるような・・・』という思いです。

この時点でまだEVILはBULLET CLUB入りの行動を起こしていませんでしたが、その行動を見てからこの6人タッグをもう1度見てみるとEVILが抜ける理由がわかるような気がしました。


内藤哲也が陽キャか?と言われると微妙ですが、ただ高橋ヒロムといるときの内藤哲也はいたずらっ子のお兄ちゃんな感じです。
そしていたずらっ子の弟である高橋ヒロム、やんちゃな鷹木信悟と・・・何かもう楽しそうですし、見ていても楽しそうなわけです。

そしてこの3人がタイトルホルダーなのですから、この3人でロスインゴが成立している状況ですからね。

ここにまとめ役のBUSHIがいても空気は代わりませんが、結局キャラとは言えEVILとSANADAのようなクールなキャラが浮いてしまうユニットになってきたなぁと。

元々は内藤哲也とEVILでその名の通り制御不能に戦っていましたし、そこに参謀的なクールなBUSHIが加わったところまでは初期ロスインゴの雰囲気でしたが・・・やはり高橋ヒロムと鷹木信悟のキャラと実力が濃すぎるんでしょう(笑)

この空気の中でEVILがIWGP王者で中心となり、周りでワチャワチャされているなんて状況は想像できないですし起こり得ないと思うのです。

これはSANADAにも言えることで、SANADAが二冠王で無言でクールに振る舞う中で隣を見れば高橋ヒロムと内藤哲也がじゃれて遊んでいて、鷹木信悟と内藤哲也が微笑み合うなんて空気って生まれないものだと思うのです。

「キングオブダークネス」「闇の王」というキャラのEVILが抜けるのは必然だったと思いますが、例えばSANADAにしてもロスインゴにいて何かを得ることができるのか?とも思いますし、オスプレイとのシングル戦のような戦いができる影の実力者であるBUSHIもロスインゴの負け役としてこのままずっと一歩下がっているだけでいいのか?という感じがするんですよね。

敢えて意図的に内藤・鷹木・ヒロムがはしゃいでいるようにも見えますし、何かこうEVILだけの離脱で終わらない気がしなくもないんですよね・・・


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