高橋ヒロムがTIME BOMBⅡで石井を撃破!オカダカズチカとの準決勝が決定|YOSHI-HASHIは2分でレフェリーストップ

ニュージャパンカップ4強が決定する重要な大会となった7月2日の新日本プロレス。
巷では「1回戦が一番おもしろかったような」という声もあるニュージャパンカップですが、それは・・・まぁ久々の新日本プロレス復活補正もあったのではないかなぁとも思うんですよね。
個人的には2回戦も面白かったですし、今回の4強を決める戦いもかなり楽しめました。

試合順の発表からしてワクワクしましたからね・・・

今日も個人的な感想をブログに書いて起きたいと思います。

Contents

高橋ヒロムが石井智宏を真っ向勝負で撃破!
奥の手TIME BOMB Ⅱで「一番強い男」から完全勝利

何と第1試合で組まれた高橋ヒロムと石井智宏の試合。
ジュニアとヘビーの戦いとなりましたが完全に真っ向勝負を挑んだ高橋ヒロムからはジュニア王者の意地を感じました。

強烈な石井の打撃にのたうちまわることもありましたが、終盤でなんとしても石井の土俵で勝ちたいということなのかラリアットを連発して行くなど高橋ヒロムの男気がフルスロットルでしたね。

必殺のTIME BOMBをカウント2で返す石井も怪物ですが、終盤で危険な新技を披露した高橋ヒロム。


変形の垂直落下式のF5のような感じだったでしょうか...
そして奥の手TIME BOMB Ⅱを決めると石井智宏相手に完全勝利。

新技+奥の手と持っている武器が多かったことも勝因だったでしょうか?

試合後の高橋ヒロムは「ジュニアもヘビーも関係ねぇか?関係ねぇじゃ困るんだよ」と階級があることの重要性、だからこその自分の目的などがあることを伝えましたが・・・これは本当に見事なセリフですね。

高橋ヒロムの思いが他の選手より意識が高いことが伝わってきました。

「階級なんて関係ねぇ!」と言うレスラーは多いですが、階級があるからこそジュニアがヘビーを倒す意味が生まれるわけですからね。

これは恐れ入ったというか、刺さるほど気が付かされました。

やはり足を怪我していたYOSHI-HASHIは2分でレフェリーストップ負け
何が何でもの精神になったEVILを際立たせる餌食に・・・

BUSHI戦で完全に足を怪我したことが一目瞭然だったYOSHI-HASHI。
それでもこのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは気合いと目つき・表情の違いから大きな期待がファンから向けられていただけに・・・この試合も何かしてくれると思いました。


が、YOSHI-HASHIに期待が高まると負傷するというこの負のループから抜け出すことはできなかったか。
入場時からまともに歩くこともできない中でEVILの奇襲攻撃を受け、スコーピオンデスロックで何もできずレフェリーストップ負け。


何が何でもニュージャパンカップを優勝するとなりふり構わないEVILを際立たせるための餌食になったという印象です。
長期の欠場になるような怪我でなければいいのですが・・・

鷹木信悟はSHOを「燃え尽き症候群」と一蹴

内藤哲也・鷹木信悟・BUSHIと後藤洋央紀・SHO・上村というタッグマッチがニュージャパンカップの合間に組まれました。
テーマが無いように見えますが恐らく鷹木信悟とSHOのNEVER前哨戦という意味があるカードでしたが、試合後の鷹木信悟はSHOに対して燃え尽き症候群を一蹴。


これはファンが見ていても理解できるところで、SHOの表情こそ鷹木信悟戦と同じなのですが気合いがどこか感じられませんでした。
本人はNEVERに挑戦する気持ちはあると思いますが、1度勝利して気が抜けているなら鷹木信悟に連勝するのは難しいでしょう・・・

特にこの試合では上村優也の気迫が目立ちました。
僕の印象としても「ああ、10年後は上村優也の時代が来ているだろうな」と思ったことがこの試合の9割ぐらいを占めていました。

それと比べるとSHOの気迫は少し頼りなく思えましたね・・・

オカダカズチカは石森太二を倒してBULLET CLUBをニュージャパンカップから排除

オカダカズチカと石森太二、身長差30センチ近いデコボコ対決は石森太二の健闘と外道の介入を全て受け止めたオカダカズチカが貫禄の勝利で準決勝へ進出。

ここもオカダカズチカはコブラクラッチでギブアップ勝利を手にしましたが、ここまでレインメーカー無しでの勝ち上がりというのは余裕の表れなのでしょうか。
次戦で戦う高橋ヒロムはすでに奥の手も新技も出し切っているだけに、この辺りの差が大きくなりそうな気がしますね・・・


闘龍門というルーツがある二人の試合を塾長はどう見たのか?なんてことも気になりますね。

タイチの快進撃終了...初対決を勝利したSANADAがここで溜めに溜めたマイクをしてしまう?

飯伏幸太と棚橋弘至を倒して絶好調のタイチと今年もニュージャパンカップに賭ける男SANADAの初対決。
川田利明と武藤敬司がオーバーラップする試合になると思いましたが、リング上には全日本プロレスにルーツがあるタイチとSANADAの真っ向勝負でした。

途中「おー!」からのバックドロップホールドを見せるなどタイチの全日本ムーブがありましたが、若いファンの人には伝わらないでしょうし逆に言えば「これはタイチのムーブなんだ」と認識するファンも多いはずです。
時代は流れていくもの、それが正しいんだな・・・なんてことを考えながら試合を感慨深く見ていました。

タイチが圧倒的に攻める試合となりましたが、今宵もSANADAは徹底的なスカルエンド狙いを繰り返して最後はオコーナーブリッジで勝利となりました。


SANADAの名言として「頭から落とすだけがプロレスじゃない」というものがありますが、今のSANADAは終盤でスカルエンドを狙うだけの動きになるのが少々気になりますね。

これがSANADAの良いところであり魅力でもあるのですが、今の新日本プロレスの流れを考えるとですよ・・・胴締めドラゴンスリーパーor丸め込みでIWGPを手にしてSANADA政権を作ることができるのであろうか?と。

ムーンサルトプレスという奥の手はありますが・・・

さて、気になったのはもう1つ。

今年になってからノーコメントを貫いていたSANADAがこのタイミングでマイクを握ぎりました。

「え?これだけ溜めたのにニュージャパンカップ優勝や内藤を倒してからマイクじゃないの!?」
「何が飛び出すんだ・・・」

と多くのファンがドキドキしたと思いますが、SANADAの口から出た言葉は「何よりも一番このリングで戦えるのが好きです」というファンがほっこりする内容でした。

・・・マジか!?(笑)って思いましたね(汗)

ここまで溜めた後のSANADAの一言というのは全てをひっくり返すぐらいのエネルギーが宿ると思っていただけに・・・

しゃべるようになったSANADAが急に黙っていた期間。
ここを覚えていたファンからすると謎のタイミングですが、まぁ完全にヒール化したEVILとの対比ということで見れば納得できるところもあります。

ただ、それは決裂への表現・伏線にもなりそうですけどね・・・


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