新日本プロレス無観客試合、再開の日のメインイベントはついに二冠王内藤哲也が登場。
パートナーにはIWGPジュニア王者の高橋ヒロム、そしてNEVER二冠王の鷹木信悟と超豪華なロスインゴ5冠トリオが見参。
この前にロスインゴのSANADA・EVIL・BUSHIのトリオも試合をしていましたが、やはり現時点での豪華さと華やかさではベルトを持つこの3人が格上であることを見せつける入場シーンでした。
一方のCHAOS組はYOHとSHOがお揃いの雰囲気ではなくそれぞれの個としての雰囲気に変わっていましたが、その印象よりも強いのはやはりオカダカズチカの持つオーラ。
いつの間にか「そこに立っているだけで凄い」という存在になっていたオカダカズチカですが、まだまだ青天井で凄くなっていくんだろうなぁと思う瞬間でした。
試合は内藤哲也とオカダカズチカ、実質的な新日本プロレスの2トップでの戦いでスタート。
東京ドームの試合を思い出してしまう二人の対峙ですが、あの日はもう半年も前のことでしたか・・・
その後は鷹木信悟とSHO、高橋ヒロムとSHOの激しい攻防がありましたが前者の組み合わせは前哨戦だとしても高橋ヒロムに関してはYOHに「お前それでいいのか?」と言うような目線を送りながらSHOに激しい攻撃をしていたように思いました。
興味深いのは高橋ヒロムとオカダカズチカの攻防でした。
この二人、ニュージャパンカップをお互い勝ち進めば準決勝で当たる二人ですが・・・
「前哨戦」に見えるぐらいの二人の空気感がありました。
ここでは高橋ヒロムがジャーマンでオカダカズチカを投げ切りましたが、オカダカズチカの得意技の1つであるジャーマンを見舞っていった高橋ヒロムには何か特別な思いがあったのでしょうか。
ビッグマッチ前の後楽園ホールのメインのような空気の試合に「あぁ、新日本プロレスが戻ってきたんだなぁ」と感慨深くなりました。
もし、この期間でプロレスから離れてしまった人がいるなら・・・ぜひ、この大会を見て欲しいなぁ。
プロレスランキング