IWGPタッグとニュージャパンカップのダブル前哨戦 棚橋弘至・飯伏幸太・タイチ・ザック

無観客試合でも関係なく大歓声が脳内再生されるのはやはり棚橋弘至と飯伏幸太のスター性。
入場シーンを見るだけでもここが大会場で満員のビッグマッチのように思えてしまうのは太陽と星の光が作った蜃気楼か何かだったのか。

試合は鈴木軍の奇襲攻撃でスタートし、注目の鈴木みのるvs永田裕志という因縁の戦いからスタート。
これまた無観客でも関係なく殺気をビンビンと感じさせる二人ですがタッチをしても治まらずにそのまま場外で大乱戦となるなどニュージャパンカップ前に決着がついてしまいそうな激しさがありました。

ニュージャパンカップの前哨戦でもあり、IWGPタッグの前哨戦ともなるであろうタイチ・ザックと飯伏・棚橋は激しい攻防を繰り広げました。
序盤は飯伏が捕まる形になりましたが、棚橋弘至がこの流れを断ち切り飯伏幸太も巻き返すという支え合う王者組の姿が印象的でした。

試合は真壁刀義の豪快なキングコングニードロップがDOUKIの顎に突き刺さり本隊組が勝利しましたが、試合後は棚橋弘至とタイチがお互いの肉体を誇示し合い?(笑)これからニュージャパンカップ→IWGPタッグ戦と続いていくであろう長い戦いに向けてのアクションを起こしました。

それにしてもタイチの存在感の大きさがまた増していたように思います。
発言力(SNSも含む)と実力が相乗効果を起こしているのか、鈴木軍の中で言えば完全にタイチがトップになっていますし、棚橋弘至や飯伏幸太からあっさり勝利を奪ったとしても何もおかしくないと思ってこちらが見るようにいつの間にかなっているわけですからね・・・

タイチからすればIWGPタッグはもちろんのこと、内藤哲也の首も取って一気の三冠王すら見据えているかもしれません。


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