【6月23日】EVILの逆襲か小島の剛腕か、後藤洋央紀をもう1度信じていいのか【パワーの山】

ニュージャパンカップ1回戦の最終日はパワーファイターが有力選手という山になりそうです。

そんな中でジュニアのBUSHIとYOHが組まれているわけですが、少なくともBUSHIはオスプレイを追い込むまでの試合をしてからそこまで時間が流れていないだけに、ただエントリーするだけの結果では終わりたくないことでしょう。

YOHに関しては前日にSHOと鷹木信悟という好カードがあるだけに意識しての試合となっているはずですが、兎にも角にもどの選手の口からも「YOHは何がしたいのかわからない」と苦言が出続けているだけに「何がしたいのか見せるニュージャパンカップ」になってくれるといいなぁと思います。

仮にSHOとYOHが揃って敗退して次の大会からスペシャルマッチとしてタッグマッチに出場していたら悲しいですし、その相手が金丸・デスペなんてことになると本当に人数合わせだけのエントリーになってしまいますので、そういう結末は見たくないですね。

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YOSHI-HASHIは天山広吉を上から目線で倒さないと...

同世代に激しく差をつけられているYOSHI-HASHI。
天然ボケで可愛いキャラ、CHAOSのマスコット的存在と言えどもベテランに片脚を突っ込んだ38歳。
未だにベルトの戴冠が無いという状況はあまりにも悲しいです。

無冠の選手の飾り的なNEVER6人すら巻いたことがないというのは、もう新日本プロレス側も面白がっているのではないかと思ってしまうぐらいですが、個人的にはYOSHI-HASHIのスイッチが入ったときの気の強さは好きです。

ニュージャパンカップで素晴らしい試合を結果ではなく記憶として残していますし、カルマという素晴らしい技もあるわけですから・・・そろそろ結果を残してほしいですね。

オカダカズチカとIWGPタッグ挑戦からの戴冠があれば泣けると思いますが、それでは真壁刀義と本間朋晃と同じような感じになってしまいますし、やはりシングルプレイヤーとしても活躍してほしいです。

相手の天山広吉は今の状況であれば上から目線で順当勝ちと言われる試合をしないといけないですし、ここを切り抜ければ次はBUSHIかYOHのジュニア選手となるだけにチャンスが広がります。

まずは初戦を突破してその上で何を言葉にするのか、まで含めて重要だと思います。

後藤洋央紀にもう1度期待していいのか...高橋裕二郎も実は美味しい立場

何度も期待して何度も裏切られてきた後藤洋央紀への思い(泣)
昨年のG1で一気に後藤時代が来ると期待していましたが、気がつけばCHAOSの天然侍へと戻ってしまいました。

何度も書きますが、ルックス・肉体・技・試合内容全て良いのに天下にほど遠い位置にいるのは不思議でなりません。
40歳となり天下取りにはラストチャンスが近い中、柴田の思いも胸にしてもう1度期待を・・・します!

相手となる高橋裕二郎ですが、これまた棚橋選手も言うように本当は今大チャンスな男です。
元々は内藤哲也の兄貴分としてノーリミットで活動していた関係性の上に内藤哲也の膝を粉砕して欠場に追い込み「内藤ちゃん、もうプロレスできないな、引退しろ!」とまで言い放った男です。

内藤哲也に対してジェラシーを見せることや内藤哲也までの道筋がハッキリある選手なのですから、高橋裕二郎もまたラストチャンスという意気込みでニュージャパンカップで活躍してほしいものなのですが・・・

そろそろ闇ではなく光を見るべきのEVILとIWGP最年長記録に最も近い小島聡

コロナ前の後楽園ホールにて、小島聡の剛腕ラリアットの前に沈んたEVIL。
「まだまだ甘い」と言われリベンジに燃えるEVILですが・・・兎にも角にも私は一番の推しがEVILであることを隠しませんが、それであるがゆえにEVILには残念な思いも強いです。

ザック・セイバー・ジュニアに連敗して_| ̄|○ポーズを繰り返し、やっと勝てたと思ってもまた劣勢。
石井という壁には何度も弾き返され、ここぞという時に結果を出せないこの数年間。

大一番ではジェリコにボコボコにされて妨害されるなど、このままだとネタキャラ化しそうな勢いです。

ただ、棚橋弘至の「EVILはファンが新日本プロレスを人に紹介するときに推したいキャラじゃない」という言葉に対して「俺はこのままテッペンを取る」と言ったあの意気込みは痺れましたし、燻っている必要性も理由もないぐらい素晴らしい選手です。

いつまでも闇にいるのではなく、そろそろ空を光を突き抜けた上での闇を見せてほしいです。

一方、剛腕小島聡ですが・・・この世代の中では明らかにダントツの選手です。
それどころか相手がオカダカズチカであろうが内藤哲也であろうが「剛腕ラリアット1発決まれば文句なしに勝つ」という説得力はプロレス界でもトップオブザトップの存在です。

天龍源一郎の持つ49歳10ヶ月のIWGP記録を抜く・・・可能性が一番高いとは思うのですが、7月12日の段階で49歳と9ヶ月と28日!!ちょっと足りてない!!


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