「……まあ、鈴木さんが来るのかなと思いますけど。でも、闘いたいのは永田さんですね。」
「ガッツリと永田裕志のプロレスをぶつければ自然と結果はついてきますよ。」
ニュージャパンカップの二回戦で当たる可能性があるオカダカズチカと永田裕志、それぞれのコメントを見るとぜひこの戦いを見てみたくなりますね。
まず、オカダカズチカに関しては外道をクリアするだけなのでハードルは低いです。
ただインタビューでオカダカズチカが妙にカリカリしている感じがするので、プロレスファンとしては逆に不安にもなるわけですが(笑)
中には「1回戦でオカダは外道に負けるんじゃないか?」って言ってる“バカ”がいるんですよ。悪いですけど、ここはあえて言わせてもらいますよ、“バカ”って。
――そこだけは我慢がならないと。
オカダ 「もし結果がそうなったら、新日本プロレスは終わりだよ」って話じゃないですか? 相手が強ければ、お客さんがいないっていう試合の空気を知るのも含めて、いろいろなシミュレーションをしなきゃいけないんですけど、そこは外道さんなんで大丈夫かな、と。
永田裕志に関しては鈴木みのるを倒さなくてはいけないのでハードルは高いといえるはずです。
一昔前は互角のライバルでしたが、ここ数年を見れば年齢関係なくトップ戦線で戦っている鈴木みのるの方が上の存在になっていますからね。
久々の対戦実現となるのか。オカダカズチカvs永田裕志
オカダカズチカが新日本プロレスでトップに立った序盤の時期には『生意気なオカダカズチカを永田裕志に倒してほしい』という空気がありました。
ただなかなか直接対決が実現することはなく「新日本プロレスはオカダカズチカを守っている」という声もあがりましたし、永田裕志本人も同じようなニュアンスのコメントを残すこともありました。
その後、2015年のG1クライマックスで激突した両者。
永田裕志の厳しい攻撃を耐え抜いたオカダカズチカがレインメーカーで勝利を手にしました。
ここから様々な経験を積み新日本プロレスだけでなくプロレス界の頂点となったオカダカズチカと、どうしても年齢を重ねる中でヤングライオンとの試合を前座で行うことが増えていった永田裕志の関係性を考えれば「差」が大きくなっていることは間違いありません。
どう考えても永田裕志がIWGPを50代で巻くにはラストチャンスですし、オカダカズチカに一泡吹かせるにもラストチャンスとなるであろう今回。
ブルージャスティスは無観客の中で沈むのか、それとも無観客の中でオカダカズチカを下し一気に優勝候補へと名乗りを上げるのか。
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