【6月17日】オカダカズチカが盤石なのか?【永田裕志・鈴木みのるが怖い】

6月17日開催のニュージャパンカップはヤングライオンの上村優也がエントリーしており、初戦は超巧者の金丸義信と初日の辻・真壁のような若手とベテランの構図となりました。

上村優也に関してはルックスの良さ・肉体美・成長度とプロレスファンの多くが注目している未来のスター候補ですが、これまた辻と同じで現在のコロナ問題を考えると海外遠征に行くことが当分できません。
そうなると海外遠征から戻って結果を出すことができないので、こういう大きなチャンスをものにしていかないと永遠に若手のまま過ごしていくことになってしまいます。

どう考えても金丸義信に勝利するのは厳しいですが、この休みの期間の成長度が大きければもしかしたら・・・と思ってしまう素質がある選手です。

若手がベテランにしごかれて終わりの試合にはしてほしくないですね。

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石森太二は対金丸戦しか考えていないはずだが・・・

石森太二はゲイブリエル・キッドと対戦することになりました。
LA道場のゲイブリエル・キッド(日本にいたのか?)にとっては大チャンスとなる舞台ですが、流石に石森太二に勝てる確率は・・・

何なら石森は秒殺して金丸戦へと挑みたいところでしょう。

ただ、これは全選手に言えることですが「久々のプロレスを楽しみたい」という意識で遊んでしまうと番狂わせがアチコチで起こりそうだなとも思うのです。

ニュージャパンカップへの思いよりプロレス再開への思いが強くなるであろう第1試合は試合時間が伸びるほど番狂わせが起きやすいのではないでしょうか。

オカダカズチカの見ている先は優勝なのだろうか?

外道を相手にするのはオカダカズチカ。
流石にここで外道に不覚を取る確率は1%未満でしょうか?

オカダカズチカに関しては「アントニオ猪木!」発言や「オールスター」発言、更にはNOAHの清宮から名前を出されるなどIWGPを持っていないからこそ自由度が増している状態です。

今現在オカダカズチカ本人はニュージャパンカップ優勝やIWGPを欲しているのか?必要不可欠なのか?と言われると例年よりはモチベーションは低いのではないでしょうか。

唯一オカダカズチカが優勝する理由があるとするなら、二冠反対派として内藤哲也から2本のベルトを剥がした上でインターコンチネンタルを返上するということぐらいかもしれませんね・・・

永田裕志・鈴木みのる 永遠のライバル対決と最年長IWGPへの道

永田裕志と鈴木みのるは永遠のライバル関係です。
いや、鈴木みのるからすればとっくにライバルではないと思っているかもしれません。
近年の活躍では大きな差がついていることも事実です。

ただ、やはり長年のファンからすればこの二人の戦いは特別なものを感じることでしょう。

99%以上の確率で勝者はオカダカズチカと戦うことになるはずですが、タイトルマッチ以外ではオカダカズチカに強い鈴木みのるにとってはここをクリアするだけで一気に優勝が近づく大チャンス。

一方の永田裕志は徐々にIWGPの名前を口に出さなくなりましたが、この世代で最もIWGPにこだわりがあることは間違いないでしょう。

永田裕志も鈴木みのるも50歳を過ぎているので天龍源一郎の持つIWGP最年長記録を超える年齢ですし、超え過ぎれば厳しくなっていくわけですから今がラストチャンスといえるのではないでしょうか。

こんな厳しい時代だからこそ厳しい時代を生き抜いてきた二人は怖い存在ですね。


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