【6月16日】ニュージャパンカップ2020の見どころ【高橋ヒロムは夢へ駒を進めるか】

真壁刀義と辻陽太がニュージャパンカップで激突することになりましたが、辻陽太からすれば大チャンス到来でしょう。
メキメキを力をつけてきていた辻陽太は真壁刀義に明確に喧嘩を売るまでになっていましたし、海外遠征に行かないと永遠に上の人間に勝てないという新日本プロレスの伝統を叩き壊すには最高の舞台です。

また、コロナ禍がまだまだ続く世界情勢を考えれば海外遠征に行く日も相当遠くなるであろうことが想定されるだけに、国内で結果を出していかないと永遠に上への道はありません。

一方の暴走キングコング真壁刀義も今年で48歳の大ベテラン。
タレントとしての部分が大きくなってきましたが、定期的に口にするのは「リングの上でもピリッとしないとダメだ」という反省の弁。

ただ、ミラノさんに「NEVER狙いましょうよ」と言われても笑って誤魔化してしまうなど、もう一歩引いていることが言動に出てしまっているので・・・正直ファンとしては悲しい!です。

それ故にこのニュージャパンカップで暴走キングコング復活の狼煙を見てみたいものなのですが・・・。

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石井智宏とエル・デスペラードは真っ向勝負か?

石井智宏と言えば真っ向勝負。
男の中の男といえる試合をする選手ですが、エル・デスペラードもその点は負けていません。
本来バチバチの男臭い試合を好む選手ですし、何より最近はインタビューでNEVERの名を口にしているだけに今回の石井戦は最高の舞台でしょう。

ジュニアらしいスピードとテクニックでスカしていく方法が得策ではあると思いますが、石井に勝てば...いや追い込むだけでもNEVERへの挑戦が見えてくるこの舞台はエル・デスペラードにとって重要な戦いになります。

またここを勝利して次を勝てばもしかするとニュージャパンカップで高橋ヒロムと戦えるかもしれません。

石井智宏に関してはこのコロナ禍の中でCHAOS特番などでニコニコした可愛い兄貴を出し続けてしまったことで、やはりリングに戻ればそうじゃないという部分を見せないといけないと強く思っているのではないでしょうか。

何にしても好勝負必至のカードですね。

短期決戦濃厚 矢野通と邪道

元々CHAOSの同士ということもありますが、この二人に関しては因縁的な戦いにはなりそうにないですね(汗)
矢野通が有力ですが勝っても負けても短期決戦になることは間違いないのではないでしょうか。

ただ、矢野通に関しても棚橋弘至とバチバチにやりあっていたときのような実力者の姿も久々に見てみたいものなので・・・レスリングの猛者である矢野通を後半の試合で見せるためにもこの試合はまずしっかり勝利してほしいですね。

邪道に関しては勝っても負けても評価が変わらないすでにレジェンドとも言える立場。
BULLET CLUBのプライドのために戦うだけということでしょうが、コンディションは心配ですね。

高橋ヒロムは本間朋晃を踏み台にして夢への第一歩を踏み出せるか

高橋ヒロムのニュージャパンカップは本間朋晃戦からスタートします。
言ってもヘビーとジュニアの構図となりますが、ぶっちゃけ本間朋晃は100キロ無いので階級差は関係ないのではないかと思います・・・(というか新日本プロレスに100キロ以上あるヘビー級は相当減ってますからね)

再開の試合を全力で飛ばしていくであろう高橋ヒロムを本間朋晃がどこまで抑えることができるのか?が見どころの試合となりますが、最近では隠し技的になっている本間朋晃のシャリマティーが決まれば首に爆弾のある高橋ヒロムに勝てるかも・・・なんて思いました。

また本間選手はこんな時に新居を購入してしまったようで、その分を稼ぐためのモチベーションも高いでしょうから全力で来るはずです(笑)

ただ「IWGPヘビーをジュニアとして取る」とまで豪語している高橋ヒロムが、新日本プロレスのタイトル路線にいない本間朋晃に負けるわけにはいかないでしょう。

このトーナメントで高橋ヒロムが戦う相手は全員踏み台にしていくぐらいの気持ちじゃないと、広い夢を掴むことはできない・・・


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