残念なことに新日本プロレスの両国大会が中止となりました。
これにて恐らく2020年のニュージャパンカップは完全に中止となるでしょうし、もちろん両国のメインでニュージャパンカップ王者と二冠王が迎え撃つというシチュエーションも消滅・・・
いやー、コロナウイルスさんよ、やってくれたなぁタココラ。
また両国大会ではなくすでに4月11日の相模原市立総合体育館大会も中止が決定。
→4月12日以降の各大会の開催可否に関しては、状況を注視しながら発表させて頂きます。
ということからも、ニュージャパンカップどころではなくRoad to レスリングどんたく2020すらどうなるかわからない状況となりました。
4月19日からは後楽園ホール3連戦もありますが、個人的な予想を書かせてもらいますと・・・
先週の3連休で東京・関東は多くの人が出歩いていたことをニュースの報道で見ましたし、マスクをしていない人も多数おられました。
またK1に関しても今の状況で6000人規模でイベントを行って感染者0ということはほぼありえないでしょう。
※徹底して検査をしないという方法で数字上を0にすることはありえますが。
花見も平気でやっている人たちが多いですし、まぁそう考えるとこれから感染者数が増加してくるのが来週再来週と考えると、正直・・・4月もほぼ中止になるのではないかと思います。
選手は嫌かもしれませんが、本格的に無観客の大会を検討しないといくら新日本プロレスでもキツくなるはずです。
『新日本プロレスTogetherプロジェクト』では、次々とコンテンツがアップされる予定になっています。
『プロレス夜話! 〜ニュージャパンDictionary!後世に残したい激闘列伝!〜』
『GETSPORTS 高橋ヒロム 完全版』
他、鈴木軍ヒストリー、BULLET CULBヒストリー映像、俺のベストフィニッシュ、俺のベスト入場など、楽しみではあるのですが、この映像コンテンツでの粘り込みも長くは続かないですからね。
新日本プロレスワールドの退会者数を減らすための戦略ではありますが、ファンが見たいのはやはり試合でしょう。
・・・ですが、もちろん日本や世界の現状を考えると簡単ではありません。
東京オリンピックの中止や延期も検討され始めたわけですが、東京オリンピックが無理ならもう夏までは大きな興行ができないということになりますからねぇ。
そうなった時には日本中で多くの企業が倒産するでしょうし、それを避けるために強行開催した結果として感染者が出てしまったらその団体は潰れるということになってしまいます。
また、東京オリンピックを考慮してG1スケジュールをずらした新日本プロレスからすれば東京オリンピックが延期して秋開催になってしまうことも最悪です。
組織として大きくなり業界トップになった新日本プロレスだからこその苦悩。
小さい団体のように強行もできず、かと言って半年耐える力があるかと言えば・・・
考えてみればマディソン・スクエア・ガーデン大会も今のアメリカの状況を考えれば難しくなります。
14日前に入国して、帰国して14日間の自宅待機ともなればまた日本での興行が打てません。
一体どうなってしまうのか・・・
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