新日本プロレスの選手のインタビューを見ていると、無観客試合には否定的な意見が多いようです。
やはりファンの歓声あってこそ、あの応援があるから攻撃を受けることができるということには納得というか、そりゃそうだろうなと思います。
レスラーの方に話を聞くと、試合開始前まで足を引きずって歩いたり車椅子に乗るようなときもあるのに、試合が始まれば激しい戦いをするということも珍しくないようですし、やはりファンと共に作るのがプロレスなんだなと思うと少しホッとしたというか嬉しい気持ちになりました。
ただ・・・現実問題、ですよね。
スターダムは面白い試合になりましたし、1つのテスト的にでもやってみてほしいものです。
一歩踏み出す勇気、じゃないですけどそこに踏み出してみるのも新日本プロレスらしいのではないかなぁなんて思うところもあります。
棚橋VS村上とか今見てもあの異質な感じが面白いですし・・・まぁあれはデスマッチ的なものというか決闘というかそういう構図だからなのかもしれませんが。
鈴木みのる選手の意見が聞いてみたい
この状況で個人的に一番聞いてみたいのは鈴木みのる選手の意見だったりします。
もちろん本当はファンを大切にしている選手ですが「お前らがプロレスを考えたり想像したり予想したりすんなボケ、ファンは黙って見てりゃいいんだ」というスタンス(ちょっと大げさに書きましたが)を何度もインタビューの中で口にしているという立場でありつつ、鈴木みのるなら無観客でも何も変わらない戦いを見せてくれるような気がするのです。
「か ぜ に な れ!」
というコールが無い会場でも、鈴木みのるがあの曲とともに登場すれば世界中でファンは叫ぶと思いますし、それが聞こえてくるかのような空気を作ってしまうのではないのかと。
少なくとも鈴木みのるなら「ファンの応援がないとチョップ1発耐えられないってどういうことだ?」という態度でリングで暴れ回ってくれるような、そんな想像をね、してしまいました。
コロナウイルスだろうが無観客だろうが、力づくてリングを支配する鈴木みのるの姿が今一番見たいかもしれません。
そういえば、元新日本プロレスの中邑真輔は無観客大会で戦ったようですし、全く選択肢に入れないというスタンスだとやはり新日本プロレスらしくないなぁとも思ってしまいました。
やはり根底は「いつ何時誰の挑戦でも受ける」のが新日本プロレスだと思いますからね。
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