ニュージャパンカップ2020エントリー選手決定|優勝者は両国で内藤哲也の二冠挑戦

ニュージャパンカップ2020のエントリー選手が発表されました。
個人的には高橋ヒロムの参加が気になっていたことと、当然その期待感を増すためにも今年ばかりは旗揚げ記念大会後に発表されるのかと予想していましたが・・・

なぜ少しがっかりしたような文章になっているのかと言えば、高橋ヒロムがエントリーされていないことです。
いや、エントリーされないことは問題ないのですがそれは内藤哲也VS高橋ヒロム後にしてくれないと・・・という・・・

ニュージャパンカップの優勝者は内藤哲也に両国で挑戦できるということになっていますが、仮に高橋ヒロムが3月3日の戦いで内藤哲也に勝利したとしてもその前に両国大会があるわけです。
そこで内藤哲也がベルトを落とすのであれば高橋ヒロムが内藤哲也に挑戦することもできないわけですからね。

そのあたりの様々な状況と事情を考えると旗揚げ記念日前にニュージャパンカップエントリー選手の発表があったのは残念だなという感じです。

さて、ニュージャパンカップのエントリー32名ですがトーナメントの山を見るとどうでしょうか?ファンの人の多い意見は「右に偏りすぎ」という感じかもしれません。

【トーナメント左の山】
真壁刀義
ジェフ・コブ

石井智宏
トーア・ヘナーレ

矢野通
チェーズ・オーエンズ

コルト・カバナ
バッドラック・ファレ

オカダカズチカ
ジェイホワイト

永田裕志
鈴木みのる

ジュースロビンソン
アレックスコグリン

デビッドフィンレー
タンガロア

【トーナメント右の山】
棚橋弘至
タイチ

飯伏幸太
ザックセイバージュニア

マイキーニコルス
SANADA

ウィルオスプレイ
鷹木信悟

天山広吉
YOSHI-HASHI

カールフレドリックス
KENTA

小島聡
EVIL

後藤洋央紀
高橋裕二郎

左の山はオカダカズチカとジェイがいますが、1回戦でここが当たるわけですから2回戦目になるとかなり左の山と右の山でレベル差があるように見えてしまうかもしれません。

ニュージャパンカップ2020の個人的な見どころ!左の山は真壁刀義と永田裕志が頂きを目指す最後のチャンスか?

先日のNEVERタイトル戦、鷹木信悟と石井智宏の試合を見て燃えた...というかライガーに着火されたのかわかりませんが真壁刀義は初戦をクリアすれば二回戦でその石井と戦うチャンスがあります。

その石井と1回戦で戦うヘナーレはそろそろシングルで結果を出しても良い選手なのですが...石井が年齢を重ねて前半戦担当になってから超えても意味がありませんし、ここは勝ちたいところですね。

矢野通とカバナはそれぞれ勝利すれば面白おじさん対決が見れますがこの左側の山の片方の鍵はやはり真壁刀義なのではないでしょうか。

真壁刀義と矢野、真壁刀義とファレといった意味のあるカードが実現する可能性がありますからね。

オカダカズチカとジェイホワイトが1回戦で当たるというのは驚きでした。
この二人が1回戦となると本当に読めない想像がつかないのですが「ベルトがない間に好き勝手やる」という自由なオカダカズチカがニュージャパンカップに対してどこまでのモチベーションを持っているのか。そう考えると野心的なジェイ・ホワイトの方が有利なのかもしれません。

永田さんと鈴木みのるは久々の因縁のライバル対決となりますが、一線バリバリでやっている鈴木みのるに圧倒されれば永田裕志の再浮上ということはもう二度と無いはずです。

中西学が引退して第3世代から人間が減っている時代となった今、どこまで永田裕志が本気でIWGPを狙っているのかどうかが重要になる試合なのではないでしょうか。

今回のニュージャパンカップに多いのはタッグパートナー同士が二回戦で戦う可能性があるという状況。

これはジュースロビンソンとデビッドフィンレーも同じでどちらも1回戦を勝てば相方との対決となりますね。

鷹木信悟とオスプレイが第一試合で実現。高橋裕二郎のチャンスに密かな期待。

豪華な右の山。
まずは棚橋弘至とタイチが激突。
IWGPタッグの前哨戦でもある関係性ですし、タイチにとってはシングルプレイヤーとして実力をつけた今、棚橋弘至に完勝するぐらいの結果が求められているのではないでしょうか。

そしてその隣は飯伏幸太とザックセイバージュニア。
これまたIWGPタッグの前哨戦となりますが、タイチとザック・棚橋と飯伏はどちらも勝利すればパートナー対決が実現することになります。

今のタイミングでタッグ王者対決はまだ時期尚早かと思いますので個人的にはタイチとザックのシングルが見てみたいですね・・・

完全に無言、完全に影が薄くなったSANADAはマイキー・ニコルスと戦いますが、昨年のニュージャパンカップでブレイクしたSANADAとしては再度の浮上を狙うために今年も活躍したいところです。

大注目だった鷹木信悟の相手はオスプレイとなりました。
特別な相手を用意しろという要求に新日本プロレスの回答は【2019年のベストバウトと言う声が多いBOSJの決勝戦の再戦】だったということですね。

あれからまだ1年経っていないのにお互いヘビー級同士となっての試合。
この試合での消耗度が大きそうなので優勝争いまで残れない予感もしますがすでにベストバウト候補のカードが1回戦から実現します。

中西学を見送った第3世代、天山広吉はYOSHI-HASHIとの試合。
鷹木信悟や内藤哲也、飯伏幸太の同級生がトップに立つ中でYOSHI-HASHIもそろそろエンジンをかけないと40歳は目前です。

このまま愛されキャラで終わるのか、それともトップ戦線に食い込むのか。
YOSHI-HASHIにとってはラストチャンスになるかもしれません。

カールフレドリックスとKENTA、これはKENTAが有利すぎますね。
当たり前に勝利していくかと思いますが、二回戦ででYOSHI-HASHIとKENTAという因縁のカードが実現する可能性がそこそこ高いことは楽しみです。

「YOSHI-HASHIがブス!」

関係ないのにイジり続けたKENTAに対して、YOSHI-HASHIが直接復讐をするチャンスですからね。

最後は後藤洋央紀と高橋裕二郎。
普通に考えると後藤洋央紀の順当勝ちですが、棚橋弘至がポッドキャストで話していたように高橋裕二郎は内藤哲也の元パートナーであり内藤哲也の膝を破壊して欠場させたり、CHAOS追放したりなどと因縁があるということを考えるとドラマ性の部分で考えれば高橋裕二郎は実は大チャンスの状況ですからね。


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