全日本プロレスの顔を決める戦い。
青柳優馬を倒して連続防衛回数を10回とし川田利明の持つ歴史に並んだ宮原健斗の前に立ったのは、全日本プロレスを守り続けてきた男、諏訪魔。

チャンピオンカーニバル前にタイトルマッチが実現することで、三冠ヘビー級王座VS世界タッグ王者の戦いになる王者対決となりますが、それ以上に「全日本プロレスとは」という決定戦の様相になってきていることが面白いですね。

強さを求める諏訪魔、強さで全日本プロレスを守り続けてきた諏訪魔。
華やかさと魅力で全日本プロレスを前に進めて来た宮原健斗。

個性は全く違いますが、どちらも全日本プロレスの看板であり顔です。

諏訪魔は三冠ヘビー級の最多戴冠記録保持者ですから、ここで奪取すれば記録は更に伸びることになります。
宮原健斗はここで防衛すれば連続防衛回数で単独1位となる上に通算防衛回数で三沢光晴さんに並ぶのではないでしょうか(違ったらすみません)

こう見ると、やはり全日本プロレスの歴史との戦いを宮原健斗はしているのだと思いますし、諏訪魔は歴史を守りつつ...全日本プロレスを強さで前に動かそうとしているという気持ちがあるのではないでしょうか。

さて、ここ1年ぐらい思うことなのですが・・・
宮原健斗が良い意味で天狗になってきています(笑)

良い意味ですよ。

リング上やバックステージでのコメントだけではなくて、記者会見した時に記者の質問に対して何か喧嘩腰というか「それはなんで?」「どういう意味?」みたいな受け答えがものすごく増えているんですよね。

意図的にヘイトを集めようとしているのかな・・・

プロレスの王者、強くてどうしようもない王者ってブーイングが出始めるじゃないですか。
そうなった時により上の最強の王者になるものだと1ファンとして思うのですが、その域に宮原健斗は行こうとしているのではないかと。

ただ・・・大人気ですからね、中々ブーイングが出ることはないのですが「憎たらしいまでに強い宮原健斗」を完成させるためにやっているのではないかと思います。

すでに憎たらしいまでに強い王者なんですけどね(笑)


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