世界タッグ選手権試合、王者諏訪魔・石川はPURPLE HAZEのルーカススティール・入江茂弘を相手に防衛戦を行いました。
注目されていたのはイザナギが仕掛けていた「諏訪魔獲得」という匂わせに加えて「石川がサポーターを俺の控室に忘れていったぞ」という陽動作戦によって、どちらかが裏切るのではないかということでした。
更に、試合前にイザナギが「お前らのどっちが裏切ってくれるんだ?」と煽り、王者組の絆を斬ろうと企みました。
試合は王者組の強さが目立ちましたが、試合中盤にラリアットを誤爆すると諏訪魔と石川が不穏な空気に・・・
そこから一瞬の迷いが生まれた王者チームでしたが、入江のビーストスプラッシュが降ってくる諏訪魔に覆いかぶさり、身を投げだして守った石川の行動で王者組の結束が復活。
こうなってしまえば暴走大巨人に死角なし。
諏訪魔がバックドロップでルーカススティールを撃破し王座防衛となりました。
試合後にはホッとした様子の王者組。
強面なのに笑顔が似合う二人の世界タッグ王者はまだまだ止まらないでしょう。
石川を疑ったことへ諏訪魔が謝罪|石川は諏訪魔の前に立つ時は正々堂々を宣言
試合後の諏訪魔は「石川選手、疑って悪かった」と素直に謝罪。
これに対して石川は「諏訪魔さんの前に立つ時は理由があって正々堂々とやりたい」と仲間でありライバルであるということを再確認するようなやり取りがありました。
これによってより強くなった暴走大巨人、王者チームですが・・・PURPLE HAZEからすれば戦力拡大にもベルト奪取にも失敗した形ですし、まだまだ獲得を諦めることはないでしょう。
もちろんPURPLE HAZEとしてはルーカススティールの素材の高さを確認できたなどプラスがあったと思います。
ゲスト解説の岩本選手も驚いたそうですが、なんとルーカススティールはまだ23歳!
このサイズとマスク、パワーもスピードもある素晴らしい素材ですが「まだまだここから成長期」と言える選手なのです。
キャリア的にかラリアットが少しもっさりしたりしていますが、ここから彼が成長すればPURPLE HAZEの強烈な戦力になりますね。
チャンピオンカーニバルにも参戦が決まっていますし、今年の上半期後半に最も大化けしているのは彼かもしれません。
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