気持ちが見えないと言われた3Kを当たり前のように倒そうとしていたデスペラードと金丸でしたが、誤算だったのは熱い3Kがそこにいたことでしょうか。
特にYOHに関してはデスペラードに対して完全に火がついて気持ちを全面に出す戦いを見せていました。
もちろんこの火をつけたのはデスペラードであったわけですし、逆になぜここまで何年もこういう試合ができなかったのかということも感じてしまいますが・・・
それでも、
これまでのSHOとYOHの戦いの中で最も沸いたのではないか、最も興奮できたのではないかと感じる試合になったということは、やはり気持ちが見える・見えないという部分をファンは敏感に感じ取るものなんだと思いました。
試合後には師匠であるロッキーロメロと田口監督が登場してIWGPジュニアタッグに挑戦を表面し、それを受け入れたSHOとYOHですが・・・先輩との防衛戦が続いていく中で「熱さを維持する」ことができるのかはとても重要なことだと思います。
その上で師匠を超えていかなければいけない、田口隆祐を超えていかなければならない、SHOとYOHがこれれから先にジュニアを背負う立場になるためにはこれは不可欠なことです。
テメエらの感情を出せ、感情を出せ、感情を出せって言い続けたオレが、結果、感情の発露がビンタしかなかった。もしくはリングインで同時にオレにぶん殴ってくる、それしかなかった。それしか感情の表現方法がないんだろ? そりゃそうだよな。ふわふわふわふわ、根無し草めてえによ、カッコいいことだけやってりゃ、そうなるよ。な? (そんなことしてるヤツ)かっこ悪いぜ。
試合後のデスペラードのコメントを見るとまだまだ納得はできていないようでした。
ただ、正直なファンの気持ちからすれば「デスペラードが若い選手の教育をするのはまだ早い、IWGPを狙ってくれよ」という声が大きいことも事実。
ここで負けたことでデスペラードの目標が変わることも期待したいのですが、さてどうなるでしょうか。
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