苦い初陣となった陣JINもジェイクが魂の咆哮「俺たちに任せとけ!!」

陣JIN興行のメインイベントはジェイク・リーと吉田綾斗がタッグを結成し諏訪魔・石川と対戦。
兎にも角にも陣が嫌いそうな・・・陣アレルギーなのかというぐらいに闘争本能をむき出しにする諏訪魔の大暴れと、石川の規格外のパワーに吉田が追い込まれていきました。

ただ諏訪魔の狙いは当然ジェイク・リー。
場外に引きずり出してボコボコにすると「何が陣だ!」と叫びながらジェイクのイケメンが歪むほどに髪の毛を掴み引きずり回しました。


陣の初陣である記念スべき日ですが、逆にこの環境が諏訪魔を覚醒させることに繋がったのでしょうか。
ここ最近の中では最も怖く強い諏訪魔が大暴れをしてジェイクをバックドロップ連発で葬ると、勝利者商品でdysonの掃除機を手にご満悦で帰っていきました。

これにてこの日の陣で勝利したのは岩本煌史のみ(対戦相手はおなじ陣の阿部史典)
野村は関根“シュレック”秀樹とのグラップリング戦に挑むもののギブアップ負けと結果としては苦い初陣となりました。


それにしても佐藤光留だということを忘れるぐらいレフェリーに徹していた佐藤選手はすげぇな・・・

それでも陣JINは2020年のプロレス界で台風の目となる

試合に負けたジェイク・リーはマイクを握りこのようにメッセージを送りました。

「初陣負けたよ、でもこっからまたゼロからやり直せばいいんだろ。何度だって這い上がってやるよ、俺は今までそうだった。綺麗に行ったことなんて何一つないんだよ。俺の人生、そして、陣のメンバーみんなの人生こっからなんだよ、俺がこっからお前ら導いてやる、だからついてこい!」

ジェイク・リーがリーダーとしてメンバーへの強いメッセージ。
そしてこれは陣からファンへのメッセージでもあったことでしょう。

そして陣のメンバーをリングに呼び込むジェイク。

叫ぶ『俺たちに任せとけ!!』の言葉。
その直後、マイクは口元から離していましたがジェイク・リーの口は「ありがとうございました!」と動いていました。

大きな会場ではない、それでも陣の初陣は超満員札止めとなりました。

このファンの気持ちを裏切るような5人ではありません。

それでも、ジェイクは5人での撮影の最初に顔を下に向けていました。
でも、そこで岩本煌史がジェイクに「顔を上げろ」とジェスチャーをしていることが映像に残っていました。

ジェイクが辛い時にはメンバーが支える、陣の陣形の強さを物語るシーンでした。

さて、この5人は若く見た目も良く試合も面白いです。
後は発信力となるわけですが、SNSなどでも積極的に行動をしていることが特徴です。

会場や全日本プロレスTVで試合を見てもらえれば、そして少しでも追いかけさせればファンは自然と増えてくると思います。
後は陣JINと全日本プロレスが強気で動いていけば・・・このユニットは響いてくるはずです。


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