哲也、バカチンが!』

イリミネーションマッチ後にマイクを取り、KENTA劇場がスタートしました。

ファンからのKENTAは帰れコールに対しては「今は俺の時間だよ。イヤならお前らが帰れよ」
野次を飛ばす客に対して「あんなでけえ声出すくせにマスクもしねえで、エチケットがなってねえよ。」
Twitter同様にファンと真っ向からやり合うKENTAですが・・・明らかにKENTAコールも増えてきている。

その後もファンをイジり、笑いを取り『2020年は俺の年だって言うこと!』で締めたKENTAですが、明らかに支持率は上がってきています。

それはね、内藤哲也ファンとロスインゴファンが一番わかる理由がそこにあるからだと思いますよ。

KENTAに送られるブーイングとKENTAが口にする正論。かつて内藤哲也もこのパターンから大ブレイクした。

リング上やTwitterでKENTAが言っていることは正論と言える内容が多いです。
そもそも一部の痛いファン(後楽園ホールも久々に下品なお客様が映像からも目立ちましたね...)がレスラー本人にガタガタ文句を言う時点でKENTAが何をやっても正論になってしまう土俵が出来ているとも言えるのですが・・・(苦笑)

『この会社は特定の人の意見以外は聞き入れてくれないよ』って、確かそんなようなこと言ってた。別に俺にしたら、聞き入れてもらおうがどうしようが、関係ねぇんだよ。で、オマエは言ったよ。『俺もいくつも意見言ったけど、全く通してもらえなかった』って。そんなようなニュアンスのことをオマエ言ってたよ。違うよ、鉄也!オマエの意見が通らない、その中でもがいてるオマエを見て、ファンはオマエに夢を乗せて、オマエの背中を押したんだよ。勘違いしちゃいけねぇよ、鉄也。むしろ会社にありがたいと思えよ。オマエの言うことを全部会社が聞いてて、オマエの言いなりになってて、思うように全てものが進んでたら、誰がオマエのことなんか応援するんだよ。

その正論の中でも、今回の上記コメントは内藤哲也ファン・ロスインゴファンにとってはぐうの音も出ない正論でしょう。

いや、『内藤哲也がもがいていた2014年~、一人ロスインゴの2015年~』から見ていたファンにとってはと注釈が必要ですが、そもそも内藤哲也とはどういうレスラーなのか・ロスインゴベルナブレスって何なんだ?というところからのファンにとってはKENTAのこの発言はかなり刺さるものであるはずです。

内藤哲也にしてもロスインゴ初期は大ブーイングに見舞われていましたが、その中で正論を言い切ることによって「あれ?内藤ってブーイングされてるけど、実は一番正しいことを言っているのでは?」とファンが気がついて今の人気までたどり着いたわけですからね。

最後にKENTAは『BUSHIの入場の時のあの水吹くヤツ、今のこの状況でエチケット的に何かヤだってこと!』とオチをつけましたが、これも「ボケ」ではある「正論」なんですよね。

もしBUSHIがコロナウイルスにかかっていたら・・・ってこと(笑)


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