ロスインゴとBULLET CLUBの試合に思う「イリミネーションマッチに不可欠なこと」

後楽園ホール大会3連戦の2日目はロスインゴとBULLET CLUB、内藤哲也とKENTAの前哨戦となるイリミネーションマッチが実現しました。

実に楽しみにしていたのですが・・・
SNSなどで「なんだこれ」って言う人が多数なのも頷ける年に1~2回は必ずある雑なイリミネーションマッチの典型のような内容で試合でした。

イリミネーションマッチというのは決められた「ルールの中」で「ガバガバ」だから面白いわけですよ。
それが「ガバガバなルール」になってしまっては絶対に成立しないと思うわけです。

これは競馬でもそうで厳密なルールの中でガバガバな裁決や裁量があるところも魅力ですし、サッカーでもVARですらそういう要素があるわけですが、でもルールがガバガバになったらいかんのです『競技』としては。

オーバー・ザ・トップロープを目視してないのに負けにしたり(セカンドロープから出ているかもしれないでしょ)
場外に落ちても鉄柵に乗ればセーフとか(そんなルールでした?)障害物に乗ればOKなら場外のマット上でもOK、ダイレクトに地面に足がつかなければOKってことになりますが、そんなことは無かったはずです。


これが成立したのですから、今後新日本プロレスでイリミネーションマッチを戦う選手は少なくとも「柵に飛び乗ればセーフ」ということが前提になる動きをしていかないともう成立しなくなったわけですから、結構しんどくなるのではないでしょうか(苦笑)

また、1人退場してから「はい!次は俺が落ちます!」という流れはイリミネーションマッチでは仕方ないというかそれが見せ場ではありますが、あまりに露骨すぎて解説の東スポ岡本さんがついつい『なんだか皆"すき"が多すぎないかこれ』と言ってしまうぐらいでした。

この...言ってしまう気持ち、凄くわかりますよ。
僕もこの試合をプロレス初観戦の人と見ていたら、何かここで言い訳とか余計なことを口にしてしまうと思いますもん(苦笑)

昨日のオスプレイとザック・セイバー・ジュニアが面白かっただけに、その落差が大きすぎて雑に見えたのかもしれませんが・・・いや、多分今月末に改めて見直しても感想はかわらないと思います。

ただ、これだけのトップレスラーが揃っていてもこういうことがあることがプロレスの面白さの1つであることも事実なんですけどね。

×SANADA(17分10秒 両者OTTR)ジェイ×
×BUSHI(18分18秒 OTTR)石森〇
〇ヒロム(20分00秒 OTTR)石森×
○ヒロム(22分25秒 首固め)ファンタズモ×
×ヒロム(22分39秒 OTTR)KENTA〇
○KENTA(24分12秒 OTTR)内藤×

ちょっと間隔の詰まり方が短すぎますよねやっぱり(笑)


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