連日の口撃合戦で盛り上がりを見せている内藤哲也とKENTA。
札幌大会ではKENTAが誰かを匂わせる発言をするなど話題となっています。

後楽園ホール初日後、内藤哲也は『やっぱ彼、凄く頭の良いレスラーだよね。』『ベルトを獲った後のプランもしっかり出来上がってるんじゃん。てっきりさ、何も考えてないのかなーと思っちゃったよ。』と本音の皮肉の間のようなコメントを出しつつ『でもIWGPヘビー級王座を獲ったら、すぐ返上して東京ドームで2つのベルトを争った4人で回してくれってさ。2本のベルトを俺獲っちゃうよ、って彼言ってたのにね。気持ちが変わってしまいましたか?』と矛盾点を攻撃。

そして自身が見ている先は「高橋ヒロムとの試合」であることを高橋ヒロムの名前を出さずに伝えましたが、その先のコメントも興味深いものでした。

・ベルトは1つずつ防衛戦をしていきたい
・地方でも防衛戦をしたい
・そういえばKENTAもそういっていた
・俺たちやっぱり気が合う?
・でもKENTAがチャンピオンになっても会社は意見を聞いてくれないよ
・俺もそうだから

と、内藤哲也はKENTAと自分の考え方や立場が似ている(似ていた)ということを口にしています。

今回は真正面から交わる二人ですが、今後は同じ方向や斜めの角度から交わるなんてこともあるのかもしれませんね。

それこそ「共通の敵」なんてものが生まれた時には大きなケミストリーを起こすかもしれません。

KENTAは珍しく激高モードのコメント

いつもは相手やファンを小馬鹿にするKENTAですが、タイトル戦が近づいてきたことでテンションが上ってきたのか、今回のコメントは激高と言えるような怒りのコメントを披露しました。

それから、まーだいまだにツイッターとかやってる……今日もいっぱいいた、臭そうなヤツらがいっぱいいた。そいつらが、『オイ、口だけかよ、試合で見せてみろよ』。……は? 黙っとけよ。なぁ? (※声を荒げて)2月9日、テメェらを全員黙らすようなよぉ、すげぇ試合をしてやるからな!……とか言うと思う?(※満面の笑み) 言うわけねぇじゃん! 勝ちゃいいんだよ、勝てば! オマエらが望むものは、俺の望むものじゃないから。オマエらが望まないもの、それが俺が望むもの。オマエらに俺のプロレス人生、コントロールされてたまるかよ! いい試合しろ? すげぇ試合してみろ? 余計なお世話だよ! 俺のプロレス人生に、オマエは何も関係ねぇんだよ! 黙って見とけよ。

「オマエらが望むものは、俺の望むものじゃないから。」

確かにその通りだと思います、、、が内藤哲也も元々はそういう立場でした。
ファンが内藤哲也に求めたのは「棚橋弘至の次のエース」でしたし、本人もそれを求めていましたが内藤はデスティーノに導かれてロスインゴの道を歩みました。

しかし、気がつけばいつの間にかその道がファンが望んだ内藤となっていた・・・

やはりどこかこの二人は似ているのかもしれません。
もちろんKENTAがこの先に内藤哲也のようにカリスマ化しているとは限りませんが、この二人の物語はこれから長く続いていくかもしれませんね。


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