内藤哲也とKENTAがギアを上げた前哨戦|高橋ヒロムが内藤のIWGPを手に逃走(※インターコンチネンタルは放置)

今年はオリンピックとの兼ね合いでG1が秋に開催となりますが、空白化した夏になんと札幌ツアーが行われるとの発表がありました。

それに大きな歓声が上がり興奮冷めやらぬまま始まったのは内藤・SANADA・ヒロムとKENTA・ジェイ・石森のスペシャルタッグマッチ。

内藤とKENTA、SANADAとジェイの前哨戦に加えてジュニア王者である高橋ヒロムと石森の戦いという豪華な戦いになりました。

昨日は怒りに震える表情を見せた内藤哲也でしたが、その内藤が入場してきた時点で奇襲をかけたのはKENTAでした。

考えてみると二人のキャラで言えばお互いにスカしあってもおかしくないですが、KENTAにしても内藤哲也にしても感情を全面に出していることは意外で面白いですね。

試合中盤では内藤とKENTAの戦いがかなり長く続いていましたが、今回の試合で言えば押していたのはKENTAだったように見えました。

1週間後に迫る二冠戦に向けて少しでもダメージを与えておきたいというKENTAですが前日よりかなりエンジンを上げて来ていたことが印象的でした。

ただ、兎にも角にもタフな内藤哲也ですからここでKENTAの強烈な攻撃を経験したことがタイトル戦での武器になってくるのではないでしょうか。

高橋ヒロムが内藤哲也IWGPを持って退場

試合後には高橋ヒロムが内藤哲也の帽子とIWGPのベルトを持って退場するというお茶目なところを見せていましたが・・・お茶目な行動以上の意味があるのかもしれません。


インターコンチネンタルは置いていったので笑ってしまいましたが、何だかインターコンチネンタルさんはどんどん可哀想になってきますね(笑)

中邑真輔時代がインターコンチネンタルをWGPと並ぶところまで地位を上げたというのに・・・今ではネタのような扱いをされてばかりのインターコンチネンタルですからね。

ただ、逆に考えれば「インターコンチネンタルを救う」という主張の選手が登場すればそれだけでもファンに気持ちが刺さるのではないかと思いますし、それこそ中邑真輔の近くにいたCHAOS所属の選手が名乗り出たら支持率が高くなりそうな気がします。

シングル戦が見たくなったSANADAと石森太二の攻防

ところで、この試合で気になったのはSANADAと石森太二の戦いでした。
前哨戦という形ではない二人なのに誰よりも目立つ攻防を見せたのがこの二人だったように感じますし、ぜひこの二人のシングル戦を見てみたいと思いました。

同じ気持ちのファンの人は多いのではないでしょうか?

階級差があるので難しいところですし、行われるとしても海外でありそうなカードではありますが・・・


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