SANADAとジェイ、内藤哲也とKENTA。
シングル戦を控えているダブル前哨戦となった豪華なタッグマッチですが、考えてみるとこれが５試合目って・・・選手層の厚さを改めて感じました。
試合はSANADAが外道の椅子攻撃からジェイに丸め込まれて負けるという結果に終わりましたが、まずジェイに関しては試合後のコメントを見てもSANADAだけではなく宣戦布告してきたマーティースカルにも言及するなど余裕と言ったところ。
僕もですしファンの人から聞いてもそうですが、SANADAとジェイの試合にどういう意味があるのかがまだ見えてこないので・・・マーティースカルの新日本プロレス復活参戦+ジェイ戦の方が楽しみではあります（笑）
もちろんSANADAがジェイに勝利すれば前IWGPインターコンチネンタル王者に勝利することになるわけですから、内藤とKENTAの勝者に挑戦する権利が出てくるかもしれません。
でも、ちょっとSANADAにチャンスが多くてEVILは落ちていってとファンから不満の声が出そうな気がしますし、SANADAもIWGP戦ではオカダに負け続けているので即座に挑戦ともならないでしょう。
となるとジェイとSANADAのシングル戦というのは何が根底に懸かっている試合なのか？
それが見えるであろう当日、そして結果は楽しみになりますね。
内藤哲也とKENTAの舌戦｜珍しく怒った内藤哲也
試合後に鬼の形相でKENTAに向かっていった内藤哲也。
いつも飄々とした内藤がここまで露骨に怒りを出すことは多くありませんが、やはりTwitterやコメントでのイジりと東京ドームでの恨みは小さくないということなのでしょう。
試合後の内藤哲也はKENTAの『行ったこともないヤツが、偉そうなこと言うな』という言葉に対して【彼の言う世界っていうのは、アメリカのことを指してるのかな？そしてあの団体のことを言ってるのかな？確かにオレは、この団体を出たことないし、彼の言う“世界”で挑戦したことないよ。メキシコでは結果を残し、しっかり名前を残したけど、メキシコは彼の言う世界には入ってないんでしょ？ 冷たいなあ】とコメントをしました。
内藤哲也の良いところは絶対にここで「WWE」というワードを使わないことですね。
名言なども多くある内藤哲也ですが、こういう「言わない言葉」を使う辺りが本当は一番ファンに刺さる部分なのではないかと思います。
更にKENTAへの要求としてこのようなことも言っています。
前々から彼は、相手選手のことを口で攻撃はするけど、自分のことはあまり言わないよね。そろそろさあ、彼にプランを皆様に披露したらいいんじゃないの？ まさかプランが何もないなんてことはないでしょ？ 口の、しゃべることが上手なKENTA選手なら、この団体での、この先のプラン、あるんだろ？ その話をぜひ聞いてみたいものだねえ……。
確かにKENTAが一番弱い部分がここなのかもしれません。
もちろん「別にプランなんてないよ、でも二冠が手に入ればギャラも上がるだろ」ぐらいの言葉で終わるかもしれませんが、精神的に追い込むことができる内藤哲也の口撃にはロスインゴファンからの拍手が上がっているのではないでしょうか。
ちょっと不安な内藤哲也とKENTA｜思ったより合わない？
ところで、内藤哲也のように受けて受けて返していく選手と打撃主体のKENTAは合うと想像していました。
ただ、今日の前哨戦を見ると・・・二人ともコンディションが悪いのかフラフラしていましたね。
グロリアを返したKENTAが着地して二人でフラフラ
内藤のフォアームをキャッチしたKENTAでしたが二人でフラフラ
お互いがお互いをあまり知らないからなのか、妙な間も生まれることがありましたし・・・まさかの「VSジェイ・リーサル戦のような凡戦」なんてことがないといいのですが（汗）
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