モクスリーと鈴木みのるがやり合う中で、タイチとオカダも激しい前哨戦を繰り広げました。
驚いたのは...タイチがオカダ相手に圧倒的であったことです。
当然反則なども多々ありましたが、数年前...いや、1年前でも考えられない光景です。
試合自体は鈴木みのるがモクスリーを倒して終わりましたが、試合後になっても場外でオカダの首を締めてグロッキー状態にし、リング内でもマイクで締め上げるタイチ。
それでもオカダが復活してドロップキックで抵抗しましたが、背後になんとザック・セイバー・ジュニアが登場してオカダの首を締めるという暴挙に出ました。
オスプレイが救出に来ましたがザックドライバーでKOされると、タイチは花道でのブラックメフィストという危険技から聖帝十字陵でオカダを更に締め上げて完全にKO状態に追い込みました。
慈悲深い聖帝だからなのか首ではなく腰から落としましたが・・・逆にこれはわざと腰を狙ったのではないでしょうか。
首狙いをしておいて意識を首に向けておいての腰攻撃、タイチならやりかねません。
タイチがまさかのオカダ戦の延期を宣言
試合後のタイチは地元北海道のファンを「田舎者」とイジりつつ、オカダとの決戦を延期してやってもいいぞと宣言しました。
更にバックヤードでも延期を提案していますが・・・本当に延期したいというよりはオカダを挑発しているということなのでしょう。
延期だ。史上初の延期だ。無理だろ、アイツも。アイツも言い訳ができたろ。知ってんだろ？ ドームからボロボロだって。それを情けをかけてやったんだ。もうちょっと休んだらどうだ？ 優しいだろ、タイチ先輩。いや、おまえからしたら石狩先輩だな。あの頃の優しい先輩のように可愛がってやったもんな。やさしいだろ？ 明日、延期しようぜ？ なぁ、無理して出てくるな。今日も歩いて帰れっかな。悪かったな、やりすぎた。史上初の延期だ。
オカダからすれば札幌２日目のメインでタイチに勝利したとて大きなプラスにはなりません。
いや「タイチを倒せば二冠までイケる」という前例を内藤哲也が作ったのでプラスがあるのかもしれませんが（笑）
ただタイチに関してはIWGPの前王者であるオカダを倒すことができれば大きなプラスになります。
前哨戦で圧倒的にダメージを与えた上に勝利した時のメリットが大きいタイチですし、明日はひょっとしたらひょっとするのかもしれません。
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