IWGPとインターコンチネンタルの2本のベルトを手中に収めた内藤哲也。
その内藤を襲撃したKENTAが次期挑戦者というところまでは決まっていますが、今後これから長い未来が待っている中でこの2本のベルトがまたそれぞれの道を行くこともあるのでしょう。
IWGPがIWGPだけで歩むとき、例えばオカダカズチカぐらいにIWGPへのこだわりを口にできるレスラーであればいいのですが、そうではない場合にやはり1本だけになったときに「二冠」というセットと評価されてしまうと物足りなさを感じるファンが出てくるかもしれません。
また、インターコンチネンタルに関しては単体になった時にどのようにしてまた価値を生み出していくのか。
中邑真輔のようにインターコンチネンタル路線というものを盛り上げてIWGPと並べるほどまでにできる選手は出てくるのか?
そんな心配と楽しみが共存したような状況が生まれるかもしれません。
内藤哲也はそれぞれのベルトを開幕戦と最終戦で防衛戦をしてもいいというような発言をしています。
これはとても面白いと思うのですが、例えば内藤哲也に挑戦できる立場にあるレスラーがいるとしてIWGPかインターコンチネンタルかどちらかに挑戦できるなら当然IWGPへの挑戦となるでしょう。
そしてIWGPを奪うレスラーがいるなら「内藤を倒したんだからインターコンチネンタルにも挑戦させろ」とも言えますし、逆に内藤は「リマッチをさせろ」とも言えるわけですから、永遠にリマッチが続いてしまいそうな予感がします(苦笑)
この辺りをどのようにして内藤哲也が2本の至宝を扱っていくのか、2020年の大きな楽しみになりますね。
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