ファンタスティカマニア中でも話題を振りまいていくロスインゴ。
内藤哲也と高橋ヒロムが共に辻と上村に発破をかけていくというのは、ヘビー級&ジュニアヘビー級の各頂点の二人として流石ですね。
さて、高橋ヒロムを刺激したのは上村のこの発言だったかもしれません。
ボクが狙ってるのはIWGPジュニアのベルトなんで、ことしの『(BEST OF THE)SUPER Jr.』に出て、そこで優勝して、結果を残して、今年中にIWGPジュニアのベルトに挑戦します。
これに対して高橋ヒロムはこのようにコメントを残しました。
上村がいいコメントを出してるぞ。このベルトさんをどうやら狙ってるらしい。いいじゃないか、そういう反応。オレだってヤングライオンの時、やたら言ってたよ。やたら言ってた。いいじゃねえか。それが新日本プロレスのヤングライオンらしさだ。挑戦できるかわかんないけどな。わかんないけど、オレの中では、頭ん中にいるから。だって、今いるジュニアの人間、誰もオレのこと、名前出してくんねえんだよ。ドラゴン・リー(リュウ・リー)の挑戦は決まったかもしんないけど、言うのは自由だろ? どうだ、今のジュニアの人間? これが挑発だと思うなら、上村のように言ってみろよ。このベルトが欲しい。思いのままに言ってみろよ。このコメントすら見てるかわかんねえけどな
高橋ヒロムからすればリュウリーとのタイトル戦が決まっているからと言っても、復帰したばかりの自分が王者に返り咲いた上にライガーの介錯までしたというのに他のジュニア選手が名乗り出てこないことにイラッとしているのでしょう。
内藤哲也に関してもそうですが、この二人の包囲網が作られてもおかしくない状況なのに誰も行動しないことへの不満は大きいのではないでしょうか。
名古屋大会の試合後、上村がコメントをしているところに自ら出向くという異例のコメントをした王者高橋ヒロム。
ヤングライオンのコメント中に王者が乱入して檄を飛ばすなんてことは記憶にありませんが、これができてしまうのがヒロムの魅力の1つですね・・・。
さて、この上村への高橋ヒロムのアクションは他の選手へも飛び火し始めています。
SHOとYOHはTwitterで即時反応を見せました。
— SHO Roppongi3k (@njpwShowT) January 13, 2020
狙うにきまってんじゃん。
— YOH (@njpwyohei_k) January 13, 2020
この日の試合後、高橋ヒロムは内藤哲也がもつ2つのベルトを手に去っていきました。
来たる同門王者対決を意識しての行動かもしれませんが、本当に他の選手たちは積極的に動かないと高橋ヒロムの背中の影すら見えないぐらいに引き離されていってしまうかもしれません。
特に新日本プロレスのジュニア路線を近年盛り上げてきたのは生え抜きではない選手ばかりです。
やはりSHOやYOH、デスペラード、もちろん上村などがここで高橋ヒロムに並んでいかないと新日本プロレスではないですし、ライガーが団体の垣根を壊したジュニアの世界の未来に来たからこそ、だからこそ新日本プロレスの生え抜きが目立たないといけない。
そんなことも思いました。
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