FANTASTICA MANIA 2020が開幕。
ここで一旦新日本プロレス本編は中断のような形になり番外編的なシリーズに入っているわけですが、内藤哲也が棚橋弘至に対して興味深いリアクションをしていました。

すよ。オレは前半戦のみの出場だけど、対戦相手に常にドゥルセ、そして棚橋弘至がいるわけで、今日オレが2本のベルトを持って入場したことに関して、棚橋はどう思ったかねえ? もう、内藤哲也っていう存在が、遠い存在すぎて、何も感じることはなかったかな? でもさあ、オレは2019年9月27日(現地時間)、(アメリカ・マサチューセッツ州)ローウェルでの試合のこと、忘れてないからね。“だから何?”ってわけじゃないけど、また棚橋弘至が浮上してくるその日を、楽しみに待ってますよ。ま、彼が浮上することは、もう2度とないと思うけどね。

2019年9月27日、アメリカで何が起こったのか?

この日は棚橋弘至・飯伏幸太・オカダカズチカと内藤哲也・EVIL・SANADAが組んでの豪華なタッグマッチが行われましたが、棚橋弘至がグラウンドコブラツイストで内藤哲也から直接フォール勝ちをしているんですよね。

2017年東京ドームでのインターコンチネンタル戦で内藤哲也は棚橋弘至に引導を渡したように見えました。
そして一礼するという感動的なシーンがあったのですが、それからすぐに棚橋が内藤哲也にリベンジして"しまった"ことによって、この二人のライバル物語や世代闘争がフワっとしたまま終わっていることも事実です。

彼が浮上することは、もう2度とないと思うけどね。】

この言葉も本音というよりは挑発だと思いますし、内藤哲也は自分がIWGP王者として、今なら二冠王者として新日本プロレスの本当の頂点として棚橋弘至を迎え撃って勝つということを楽しみにしているのではないでしょうか。

やり残したことは必ずやる男が内藤哲也ですし、棚橋弘至もこのままで終わるつもりはさらさらないでしょう。

二冠王となった内藤哲也を誰もトランキーロさせてくれることはありません。


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