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IWGP王者オカダカズチカ
インターコンチネンタル王者内藤哲也

思い返せば2012年2月12日
オカダカズチカが絶対王者である棚橋弘至を倒してIWGPを戴冠。
レインメーカーショックという言葉がプロレスファンの間を駆け巡り時代が動いた瞬間に様々な感情を抱きました。

そこに登場した内藤哲也。
この日のセミファイナルで倒した相手は中邑真輔でした。

内藤という若い力が月である中邑真輔を倒して、オカダという若い力が太陽である棚橋弘至を倒した。

内藤はオカダに挑戦を表明すると『俺の、20代でのIWGPヘビー級チャンピオンという目標、もう時間はないけど、必ずその目標を達成し、俺がチャンピオンとしてここ大阪に必ず戻って来ます!』力強く宣言しました。

そして3月4日、旗揚げ記念日
激闘の末、最後にリングに立っていたのはオカダカズチカでした。

内藤は『もうね、どういう顔して試合すればいいのか、俺はわかんないよ、もう』と落ち込み、ここから内藤哲也の地獄が始まりました。

その後、ロスインゴと出会った内藤哲也はIWGPをオカダの腰から剥がしましたがあくまでも介入ありの勝利。
IWGPをあれほどまでに欲していた男は未だIWGPをしっかりと腰に巻いて夢に描いた姿を見せることはしていません。

旗揚げ記念日の試合後、内藤哲也はこんな言葉も残しています。
『『昭和みてぇな考えだ』って言われるかもしれないよ。でも俺は、“新日本プロレス”にこだわり、プライドを持ってるんで。誰になんと言われようと、俺は、“生え抜き”としてのプライド、常に持ってリングに上がってるんで。』

生え抜き選手が減っていく中、2020年の令和の新日本プロレス。
生え抜きの内藤哲也が偉業を成し遂げることになったのか。

それとも、IWGPを背負い新日本プロレスの看板として戦い続け常に内藤哲也の夢を砕いてきたオカダカズチカが再度の悪夢を内藤に見せたのか。

運命の雨が降ったイッテンゴ。
そこに待っていた結末は・・・

二日間で1時間を超す激戦を勝ち抜いたのは逆転の内藤哲也だった

これ以上の戦いがあるのかと思ったイッテンヨンのメインイベント。
それがあったのはイッテンゴのメインイベントでした。

前日のダメージが膝に残る内藤は万全ではないことが明らかでしたし、試合をリードしていたのはオカダであることは明確という中で最後に2つのベルトを手にした内藤哲也。

オカダは『内藤さんは何も背負うものはなかったのかなと思うんですけど、今日戦って、あんだけの歓声、あんだけの期待を背負って戦ったら、そりゃあ強いわと思います。』と試合後に話しましたが、内藤を動かしていたのはファンの力だったかもしれません。

レインメーカーを返し、ボロボロの膝を引きずりながら何度でも立ち上がった内藤哲也。
逆転の内藤哲也というテーマの集大成、いや内藤哲也の集大成が東京ドームのメインでついに完成したのです。

オカダ! オカダ! 東京ドームの、メインイベントでの勝利、ものすごく気持ちいいな。またいつか! 東京ドームのメインイベントで、勝負しようぜ』

内藤の叫びに泣みだをこらえた笑顔で拳を掲げたオカダカズチカ。

ただ、ファンが思う名シーン・ハッピーエンドはこの先の大合唱だったはずなのですが・・・

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KENTAが東京ドームのメイン後に乱入!?大合唱を阻止するという「大勝負」

内藤哲也がIWGPとインターコンチネンタルのベルトを手に入れ、マイクを握る。
そう、ファンが待っていたのは二年越しの東京ドームでの大合唱です。

が、ここで嫌な予感がしたファンも多いでしょう。

どういうわけかロスインゴのメンバーが誰も出てこない・・・

まさかなと思って見ていましたが、、、何と大合唱の途中でKENTAが乱入して内藤哲也を襲撃!

go 2 sleepで内藤をKOするというとんでもない暴挙に出ました。

「あ!三冠か!?」と一瞬思いましたが、KENTAは後藤洋央紀に負けている立場なわけです。
あまりに堂々としたとんでもないシーンでの乱入にKENTAがNEVER王者だと勘違いしてしまうぐらいでした(苦笑)

ただ、ですよ。

これができるKENTAの度胸と、これができる新日本プロレスと内藤哲也の凄さを感じました。
ここまでの寸止めは世界中どんな悪女でもしないだろうというような感じですし(笑)東京ドーム30000人の観衆と全世界100万人の新日本プロレスファンを完全に手のひらに乗せたわけですからね。

新日本プロレスが「攻めの姿勢」で2020年も進んでいくという宣言のようなシーンになりました。

考えてみると東京ドームのメインというのは名勝負があってハッピーエンドとなることばかりです。
ただ、オカダカズチカだけは棚橋弘至の前に立って大ブーイングを浴びた経験があります。

そのオカダカズチカと内藤哲也が戦った試合でKENTAがぶち壊すという、これこそが伝説創るイッテンゴだったのですね。

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内藤哲也の続きが生まれたことへの喜び

オカダカズチカにドームのメインで勝利して二冠王になり、逆転の内藤哲也を見せる。
これを達成して後はデハポンで締めれば・・・内藤哲也の最終章のようになっていました。

体調も悪いようでインタビューからは「プロレスができなくなる可能性があった」という衝撃の言葉があった内藤ですから、ここで伝説を創って節目となる可能性も感じていたファンも多かったはずです。

ただ、ここでKENTAが乱入したことでまた大合唱は先延ばしになりました。

先延ばしになったということは必ず内藤哲也は実現のために動くということです。

内藤哲也の物語がこれからも続く、その安心感もある東京ドームのメインだったとも言えるのではないでしょうか。

 

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